カテゴリ:習い事
私は、これまでちっとも知らなかったのですが、 たまたま見ていた書道用品のお店で、 こんなものを見つけたのです。 写経をするときに、左利きの人なら大丈夫なのですけれど、 右利きの人は、絶対に、書いた場所をうっかりと汚しがち。 この「腕枕」という物は、下に隙間があるので、 写経用紙をどんどんずらしていけば、汚さないし、手も楽だ・・・・ というものらしいです。 あ、いいな・・ と思ったのですが、よくサイズを見ると、長さが40.5cm。 広い机で書いている人なら良いのでしょうが、 私は、パソコンデスクで書いていますので、ちょっと使いにくい。 それに、またまた何か買い込むのはねー・・・・ ここ数日は、写真のように、ネットで手に入れた原文を印刷し、 それを見ながら、ノートに書いて、横にふりがなを振っていますので、 ノートが下を通る長さの物があれば便利そう。 長細い木箱があったら、 横の木を取れば、すぐにできそうだったけど、 最近、いろんな物を捨ててしまったから、見当たりません。 というわけで、 「まだ使うかもしれない」と思って、捨てていなかったプラケースを切って、 作ってみましたよ。 そのままでは、真ん中がたわんで、ノートを汚してしまいます。 それで、補強のため、何本もある30cm定規を2本並べてのせ、 テープで貼ってみました。 白く見えるのは、ずいぶん前に買っていたテーピング用のテープです。 使ってみたら、なんか、なかなか良い感じです。 手を浮かせて書くよりも、腕が疲れません。 私は、やり始めたら、何時間でも何日間でも続けてしまうので、 こういう道具は、必要なのかもしれませんね。 というわけで、今からまた、続きを書きます。 ちなみに、今使っているのは、84字用の漢字ノートで、 「源氏一部抜書き」 室町中期 猪苗代兼載筆 「僻案抄」(藤原定家の和歌注釈本) 室町中期 足利義尚筆 「落窪物語」 寛政11年版 の順番に、真似して書いています。 コピーの文章をまずは読んで、読み仮名をふり、 それから、じっくりと見ながら書いて、 それにまた、読み仮名をふってみる。 という、読みと書きの両方の練習をしています。 今、ちょうどノートの半分まできたところですよ。 ネットで、簡単に、古文書の写真を見ることができるので、 それを印刷してお手本にしています。 昔だったら、とても考えられませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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