テーマ:暮らしを楽しむ(387934)
カテゴリ:習い事
昨日は、朝から、川端通りまで行き、 福岡のアジア美術館で開催されている書道展を見てきました。 日曜日だったので、他のイベントもあり、たくさんお客さんがいましたよ。 高校生の、男子のグループもいました。(書道部かなぁ・・) これは、会場に入ってすぐのところに展示されていた、 先生の先生の作品です。 最初が巨匠コーナーだったので、 じっくりと見せていただきました。 最近、たくさん変体仮名を書いていたので、 読める文字が増えたせいもあり、 「何と書いてあるのか」パズルを解く気分で見ましたよ。 名前のところに、文章と、変体仮名の元の漢字も書いてあったので、 それで、答え合わせもできます。 作品は、ぱっとみた時の、絵画的な美しさはもちろんのこと、 どんな文字を使っているのか、文面に合った表装をしてあるのか、 そんなのを見るのも楽しかったです。 うちの先生は、まだ若い男性(小学生の子どもがいそうな感じ)なので、 先生の作品にたどりつくまでに、くたびれてしまいましたよ。 書かれているのは、万葉集 984番の、 「雲隠り 行くへをなみと 我が恋ふる 月をや君が 見まく欲りする」 つまり、 夜中、恋しい人が帰ろうとしても、今は月が雲に隠れている もっと隠れていてくれたら、この人も帰らないだろうに、 あなたは、月を見たいと言うの? というような意味。(豊前国の娘子の作) 万葉の時代、街灯なんてないでしょうから、 月が出ていないと道があぶなくてしようがない。 同じ人の歌に、 「夕闇は 道たづたづし 月待ちて いませ我が背子 その間にも見む」 (万葉集 709番)というのがあるので、 それと関連しているのかもしれませんね。 先生は、万葉集がお好きなのか、今度尋ねてみましょう。 私は、中学生の頃に、家にあった「万葉集」の本を読んで、 すっかり魅了されて、たくさん書き写していたんです。 中学生の頃の日記帳には、たくさん万葉の歌が書いてあります。 自分の恋心やうらみ心を、万葉の歌に託したのですね。 ま、しかし、高校生の頃は、日本古典文学全集を片端から読んで、 江戸文学も、和歌集も、軍記物も、説話集も、 どれも面白いな、と思いましたけど、 大学の時には、結局中古文学、和歌や物語を専門にしたのですが・・・。 結局3時間近く、書道展を見ていたので、 すっかり疲れて、おなかもすいたので、すぐ近くの川端商店街へ。 パスタのランチセットを食べたのですが、妙に親子連れが多い。 すると、あらまぁ・・・ 飾り山は、だいぶ前から飾られていたけど、 今日は、若い男性のお尻がいっぱい。 詰所のようなところで、準備中。 昨日は、『追い山ならし』だったのです。 午後3時07分に、一番手の山が出発するらしいと聞いたけど、 あと2時間、ぶらぶらするか、どこかに座り込むか・・・ うーむ、どうしよう・・・ しばらく考えて、この時期の櫛田神社にお参りしたことがないので、 まずは、行って見よう・・・ということで入りましたよ。 そのことは、次の日記でね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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