テーマ:今日のこと★☆(105840)
カテゴリ:音楽
今日は、リコーダーの先生の葬儀に参列してきました。 浄土宗のお経が終わり、皆のお焼香も済ませたあと、 棺の見送りをする前に、リコーダーの演奏をしました。 (参列した人の半分以上が、演奏に参加しましたよ。) 曲は、「インスブルックよ、さようなら」 初めての曲でしたが、亡くなった人を送るのに、ぴったりの雰囲気。 youtubeに、男性合唱の動画がありました。 とても良い曲です。 いったい、どういう曲なんだろうか、と思って調べたら、 讃美歌 21より、 569「今やこの世に」として、歌われているようです。
日本語で歌われたこの讃美歌は、ここで聴くことができました。 「マタイ受難曲」の中にも、この曲が使われているようです。 こちらで、 一人の方がすべてのパートを歌い多重録音された物が紹介されていました。 リコーダーサークルでは、ルネサンスからバロックにかけての音楽を 主に演奏していましたから、 まさに、今日のこの時にふさわしい曲だったと思います。 同じ人ですけど、「インスブルックよ、さようなら」を多重録音されている物も。 原曲です。 この方に、ちょっと興味がわいて、 一体他にどんな曲を歌ってらっしゃるのだろう、と見てみたら、 こんなのがありました。 トマス・タリス 40声のモテット『我、汝の他に望みなし』 なんと、一人で、ソプラノからバスまで、40種類のパートを歌って、 音を重ねてらっしゃいます。 とんでもない作業です。 びっくり!! 最低でも、40回は最初から最後まで歌ったということになりますからね。 確認したら、8分24秒の曲です。 続けて歌っても、 336分間。 5時間36分かかるんですよ。 とても、一日ではできない作業ですね。 いやぁ・・・ 世の中には、こういう方もいらっしゃるのですねー。 本当に驚きました。 さて、明日は、そのリコーダーサークルです。 助手の方がいらっしゃいますので、その方を中心に、 先生を偲んでの演奏をすることになると思います。 途中でなんどもご病状については、ご本人の口からも、 お見舞いに行った方からも聴いていましたので、 みんな、覚悟はできていたとは思いますけれど、 本当に残念です。 もう少し、一緒に音楽を楽しみたかった・・・ もっと、教えていただきたかった・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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