カテゴリ:手芸・工作など
3月2日に買ってきた本を見て、筆文字のお稽古をするため、 久しぶりに、和綴じノートを作りました。 今度は、半紙をそのまま二つ折りにしたサイズで綴じました。 たて24.5cm、横16.5cmくらいです。 「海の声」の三線の楽譜と一緒に買ってきたもので、 中のページを、ミシン目で切り取ることができました。 こんな感じに、横に置いて書きます。 実は、私がかな書を習いに行っている目的は、 お習字の先生になるためではないのです。 こちらをご覧になってみてください。 この写真の女の人のように、私もやってみたいの。 左手で巻紙を持って、そのまま筆でさらさらとお手紙を書く。 小さい頃に、母方のおばあちゃんがこうやって書いていたような。 たまに、大河ドラマなんかでも、 こうやって書いているシーンがありますね。 私の目標は、巻紙を手に持って美しい筆文字の手紙を書くこと なんですよ。 手紙というのは、相手に読めないと伝わりません。 だから、たぶん変体仮名とかは使わないでしょうし、 あまりにもくずした文字では失礼かもしれませんね。 今回参考にしている、この本の文字くらいがちょうど良いかも。 そうそう、昨日は昇級したのがうれしくて、 その勢いで、こんな表を作ってしまいました。 最初の提出は間に合わなかったので、 五月号の課題から、成績がついています。 で、級が掲載されるのは二ヵ月遅れで、7月号からです。 最初は「かな規定」と「漢字規定」の二つだけ。 次から、「硬筆」、その次さらに、「漢字かなまじり」も。 今は、ずっとこの四つの部門にチャレンジしていますよ。 もっと上手になったら、条幅といって、 細長い大きな紙に書くように なると思いますけれど、 あくまでも、私の目標は、「巻紙にお手紙」 です。 ただ、一番の問題は、その手紙を出す用事が無さそう・・・ ということ。 さて、今日は3月11日。 日本中の人たちにとって、忘れられない、忘れてはいけない日。 NHKで、いろんな特集番組が作られているので、 私は、ほとんどその情報しか知りませんけれど、 復興は本当に大変そうだなと思います。 亡くなった方が1万5894人で、9割が津波にのまれた方たち。 そして、五年たった今も、まだ行方が分からない方が2561人。 遺体が見つかっているのに、どなたなのかわからないままなのが、 70人以上とのこと。 怖かっただろうなぁ、苦しかっただろうなぁ・・・ 生き残った人たちも、無念な思いや申し訳ない思いでいっぱい。 それでも、なんとか前を向いて新しい生活を始めようとされている方も。 命だけでなく、町が丸ごと流されてしまったところは、 ふるさとまで亡くしてしまったということですよね。 たとえ建物を再建しても、決して元通りになったわけではないし、 もう戻ってこない人たちも大勢。 直接何かお世話をすることはできませんけれど、 せめて、見守り続けること、忘れないこと、ですね。 亡くなった方たちのご冥福をお祈り申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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