カテゴリ:植物園
今日は晴れの予報でしたので、 また、植物園に行ってきました。 だけど、なんだか薄曇り。 どんな写真になるかなぁ・・・ と思いつつ、楽しみにしていた場所に行きました。 植物園には、桜の散歩道みたいな場所があり、 緑色の代表的な品種である「欝金(うこん)」と「御衣黄(ぎょいこう)」が、 向い合せに植えてあるんですよ。 まずは、欝金。 淡黄緑色の、八重咲きの桜です。 白っぽい花びらに、黄緑色のすじが入っていますね。 その向かい側に咲いている「御衣黄」は、これ。 ピンク色の背景は、向こうにさいていた「福禄寿」という八重桜 この御衣黄は、黄緑色の桜です。 江戸時代に、京都の仁和寺で植えられたのが始まりとか。 突然変異なのかなぁ。 花びらの緑色は、葉緑素があるからで、 花びらの裏側には、気孔もあるのだそうですよ。 まるで、葉っぱみたいですね。 触って比べていないので、わかりませんけれど、 欝金よりも、御衣黄の方が、花びらが厚いそうです。 欝金は、葉緑素が少ないので、薄い黄緑色。 そして、花びらの裏の気孔もないのだそうですよ。 これは、頭の上の方を写した写真。 向かい合っているので、 道の上は、両方の花が見えています。 白っぽくて、少し大きめなのが欝金(うこん) 緑色が濃くて、小さ目なのが御衣黄(ぎょいこう)です。 じっくり見ると、だいぶ感じが違いますね。 咲いてすぐの頃は、あまりわからないのですが、 これが咲きすすむと、はっきりと違いがわかるようになります。 これは、以前、お天気の良いときに撮った写真ですが、 黄緑色がとても濃いですね。 それに、花びらの真ん中が真っ赤。 どんどん、この赤いすじが出てくるんです。 欝金の方は、どうかというと・・・・・ このように、ほんのりピンク色に染まってくるの。 綺麗ですね。 そして、花が終わると、はなびらがついたまま落ちます。 これは、落ちていたものを拾って、写真に撮ったものですよ。 ずいぶん感じが違うのがわかるでしょうか。 両方の木の下には、つつじの植え込みがあるので、 その花の上にも、うまいこと乗っかっていました。 私がカメラを持ってこの桜の方に歩いて行っていたら、 植物園の職員の人が、 「今、緑色の桜が満開ですよ。 きれいですから、ご覧になってみてみださい。」 と言われたので、 「私、毎年この御衣黄と欝金を楽しみに来ているんですよ。 写真も毎年撮っています。」 と答えたら、ものすごーく嬉しそうでした。 職員の皆さんとか、植物ボランティアの皆さんのおかげで、 いつも気持ち良く、お花や緑を楽しむことができています。 草取りも花ガラ摘みも、落ち葉の片付けも、水遣りも消毒も、 いっつもきちんとやってもらって、私は写真を撮るだけ。 うちの庭とおんなじです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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