テーマ:暮らしを楽しむ(387874)
カテゴリ:国内ミニミニ観光旅行
奈良花見ツアーの二ヶ所目は、談山神社。 ここは駐車場ですが、神社へ行くには、まず階段を下ります。 けっこう急な階段を降りたら、今度は登り。 談山神社は標高が高いので、けっこう桜が残っているようですね。 本堂へは、直通の急な石段があったのですが、 みんな遠回りのだらだら坂を上って行きました。 この「談山神社」は、藤原氏の祖の中臣鎌足さんの長男さんが、 お父さんのお墓をここに移し、十三重の塔を建立したのが始まり。 多武峰妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)という名前でした。 この山は本来多武峰(とうのみね) という山だったのだけど、 蘇我氏の専横を阻むため、中大兄皇子と中臣鎌足が、 蘇我氏を討ち大化改新をすることの談合をしたので、 後に「談い山(かたらいやま)」と呼ばれるようになり、 「談山(たんざん)」 となりました。 朱塗りの建物と、青空と桜のピンクとで、 とても明るい雰囲気です。 この十三重の塔は、 678年に建てられていたそうですが、 後の時代になって、興福寺との争いがあり、 1108年には、 たくさんの建物と周りの村を焼かれ、 1173年には、この塔も興福寺衆徒により焼き討ちされました。 今、私たちの前にあるこの十三重の塔は、 1532年に再建されたものだそうですよ。 同じ仏教なのに、宗派が違うと争いが起こるのですね。 争ってはいけません、という教えなんじゃないのかなぁ・・・ 不思議。 塔のある場所からさらに登って、 塔を見下ろして、記念撮影。 なかなか良い気分でした。 一時間の自由時間がありますので、 みんなけっこうのんびり散策しています。 談山神社には、恋神社と呼ばれる摂社・東殿があるようですが、 そちらには行きませんでした。 下手に恋が成就してしまったら、不倫になってしまいますからね。 というわけで、私はお花見に夢中。 特に、この枝垂れ桜がお気に入り。 総社拝殿の横です。 うーーん、可愛い・・・ でも、いつまでもそこにいるわけにはいきません。 白い桜を眺めながら、バスの駐車場の方へ戻ります。 参道に出たところで、立派なカメラと三脚を持った男性から、 「あのー、綺麗な桜は、どの辺にありますでしょうか?」 と尋ねられたので、 「あ、結構いっぱい綺麗な桜が残っていますけど、 私は、あの建物の横の、あの枝垂れ桜が気に入って、 ずっと写真を撮っていました。」 とお答えしましたよ。 この桜も見事。 そして、参道を過ぎて、駐車場への階段を登ろうとしたら、 今度は、年配のご夫婦から、 「あのー、神社へは、どのように行ったらいいでしょうか?」 と、道を尋ねられてしまいました。 もちろん、今戻ってきたばかりなので、ちゃんと教えましたよ。 「その先の道を左に曲がったら参道で、 ずーーっと行くと、急な石段があります。 そこを上ると本殿がありますけれど、登らないで、そのまま行ったら、 なだらかな坂を上って、神社に行くことができますよ。」 と、教えてあげました。 ふと見ると、栃餅と草餅の焼きたてがあったので、 自宅へのお土産用に8個と、 バスに戻ってから食べる自分用の2個を買って、 大満足で戻りました。 アツアツのお餅は、美味しかったですよー。 この写真は焼く前のお餅。 これを両面、焦げない程度に焼いてくれます。 というわけで、今回のご報告はここまで。 ここからは、地震のお話。 昨夜は、熊本の方たちは、さぞかし怖かったことと思います。 家が全壊とか半壊になった方たち、お怪我をされた方たち、 一日も早く、元の暮らしに戻れますように。 また、不運にも、亡くなってしまった方のご冥福を祈っております。 そろそろ眠ろうかと思っていたのですが、 突然の揺れでびっくり。 昨日のよりもよっぽど強い揺れです。 スマホの警報が何度も鳴るし、テレビでも地震警報を出しています。 さっきは、地域の有線放送も鳴っていました。 小さい揺れは続いていて、時々強くなります。 熊本の方は、どんどん被害が広がっているのではないでしょうか。 我が家は、家具が倒れるような揺れではありませんが、 がたがた音がするのは落ち着きません。 今夜は、なんか、眠れそうにない気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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