テーマ:暮らしを楽しむ(387892)
カテゴリ:国内ミニミニ観光旅行
蔵王堂とその周辺の吉野宮跡などを十分に散策した後は、 参道を通りながら、お土産の下見をして、 左の谷側にあった「吉水神社」に行きました。 ここは、明治時代に、吉水院というお寺の建物から、 神社になって、存続してきたところ。 漢字パズルに「一目千本」という熟語が出てくることがあったけど ここの景色のことだったのですね。 ここは、なんと、写真を撮ってもよい場所。 珍しいですね。 すぐそばで見ることができました。 (ただし、これは、秀吉さんが修復されたものだろうとのこと。) 後醍醐天皇のご宸筆(しんぴつ)もありました。 後醍醐天皇って、ものすごーく達筆だったのですね。 この展示品を見たときは、びっくり。 あの、蝉丸の琵琶の本物です。 後醍醐天皇が吉野にこられたときに、もってきたものだとか。 琵琶の名手であった蝉丸の元に、 同じく笛や箏、琵琶などの名手だった源博雅さんが、 なんと三年間通い続けて、ようやく秘曲を伝授された話は、 今昔物語集にも、出てきます。 現代語訳は、こちら。 他にも、達筆の古文書がたくさん。 このくらい美しく書けるといいな・・・・ こんなお手紙もありました。 上が助さんこと佐々介三郎さんからのお手紙。 下が、水戸光圀公からのお礼状。 こんなお宝も、展示されていましたよ。 触ろうとすれば、すぐに触れそう・・・ 義経と静御前が隠れていた部屋なども見てから、出ました。 帰ろうとしたら、こんな掲示物を見つけましたよ。 「りんぴょうとうしゃ、かいじんれつざいぜん!!」 昔、子どもたちが小さかった頃に見ていたアニメで、 よく、この早九字護身法 を唱えるシーンがあったような・・・・ さて、元の参道に戻ってから、次の目的地に向かいます。 京都に戻れぬまま亡くなった後醍醐天皇の御陵があるところ。 如意輪寺です。 ただし、遠い。 せっかく高いところに登っているのに、 一旦、谷底まで下っていって、あちら側の山に登るの。 すれ違う人たち、皆と声をかけ合います。 ようやく、着きました。 この日の天気予報では、夕方から雨。 吉野山では、五時間の自由散策時間がとってあったので、 ゆっくり見学したり、お土産を買ったりすることができました。 お土産を買って、もう一度金峯山寺に行って、 バスに戻ったところで、雨が パラッパラッ・・・ 大阪に着いた頃は、雨がやんでいたので、 とうとう、雨具は使わずにすみました。 一人参加の仲間の人たちとも、いっぱいおしゃべりしたし、 今回の奈良旅行も、とても素敵なツアーになりました。 次のツアー予定は、6月に隠岐の島四島をめぐる旅ですよ。 楽しみです。
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