カテゴリ:写真
昨日のせたムシトリナデシコ。 食虫植物でもないのに、なぜそんな名前がついたのか、 この写真をご覧ください。 今朝撮ってきたものです。 この部分です。 花の下とか、葉っぱの下の部分が、一部茶色になっていて、 そこは、触るとぺたぺた。 確かに、地面の方から上ってきた小さな虫は、 ここで捕まってしまうことでしょう。 だけど、このペタペタの部分でつかまえたからといって、 その虫を溶かしたりして、栄養をもらうことはありません。 虫は捕ることがあるけど、食べるわけではない。 なら、なぜ、こんな仕組みになっているのか・・・・ 花に尋ねてもわかるわけではないけれど、 研究した人によると、地面から上ってくるアリを防ぐ仕組みだろう とのこと。 それに、この花のつくり。下部が、とても長いです。 蜜を吸うためには、相当長い口が必要そうですね。 つまり、この花は、チョウのような、長い口を持つ虫に 特化して発達してきたのでしょう。 そして、花の上にある王冠のような花弁も、 きっと、足の長いチョウなら気にしないのでしょうね。 あれ? でも、ちょっと待って!! これは、受粉後の実なのですが、長い部分の上に実が。 ということは、下の長い筒の部分には、何もないのか・・・ それとも、一番下から、実になった子房が盛り上がってきたの? 解決するには、花を取ってきて、縦に半分に切って、 その断面を見ればわかるでしょうね。 というわけで、傘をさして、庭に行ってきましたよ。 とってきたのは、これだけ。 まずは、ペタペタの観察 それから、お花を一つだけゲットしました。 いよいよカッターを手に、慎重に、花びらを外してみました。 おおっ、やっぱり。 咲いているときは、花の下の方に蜜があるのでしょう。 そして、受粉したら、この子房が盛り上がってくるの。 最後に、記念写真です。 日本古来のサクラソウに特化した「トラマルハナバチ」のように、 咲く季節や花の形状を、虫の生態に合わせているようなものが、 結構たくさんありそうです。 では、他の写真も。おまけ。 これは、道にはみ出して咲いている、普通のアジサイ。 花が終わると、毎年母が、短く短く切り詰めてしまいますので、 40年くらいたつのに、この大きさですよ。 これは、最近咲きだしたユリ。 庭から外を見ているような感じで、 何か所も、咲いています。 外に出たいのかしら??? 最後に、ちょっといらんことしてしまったもの。 昨夜見ていた昔のドラマで、 上の写真の方が、絶世の美女の役をしていらっしゃいました。 だけど・・・・ なんか、納得いかないので、Photoshop Elementsで ちょっと、いじってみました。 目を大きくし、眉の形を変え、鼻筋を通し、 輪郭を少し整えて、お肌をすべすべに。 いじった後が、下の写真です。 これなら、女優さんという感じですね。 こうしてみると、世の中の女優さんたち。 けっこう美容整形してらっしゃるのかも・・・ と思ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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