テーマ:便利な小物(591)
カテゴリ:習い事
私が選んだ物に対して、 たいてい、何かいかんところを見つけて一言ケチをつける母ですが、 これに関しては、文句なし。 「こらーよか。」 といって、毎日使っているので、ほっとしました。 実は、元気な母も最近は耳が遠く、 自分用の電話は、操作が簡単で、音の大きい高齢者用にして、 門のところのチャイムも、自分に聞こえるように、 工事の人を呼んで、自分がいつも座る場所に聞こえるようにしました。 (おかげで、二階には、聞こえにくくなったのですけどね。) テレビの音も聞こえにくいというので、 以前、テレビに外付けのスピーカーを私が取り付けたりしたのだけど、 どうも、良くない、といって、すぐに外してしまっていたの。 次第にテレビ本体の音を大きくするようになったので、 私たちの声がなおのこと、聞こえにくくなったようです。 顔を見て、確認してから、話しかけるようにしていました。 四月の終わり頃に、ふと思いついて、 ア〇ゾンで、ワイヤレスの手元スピーカーを探して注文。 これです。(本体は、今母が使用しているので、箱の写真ね) テレビの横に、充電器を置き、テレビの音声の穴(赤白)につなぎ、 コンセントに差し込んだら、準備完了です。 あとは、この本体に持ち運び用のスピーカーを載せれば、 自動的に充電が始まります。 お年寄り用なので、スイッチ類がとてもシンプル。 プレゼントした日から、ずっと愛用してくれています。 テレビ本体の音を大きくしなくても、 座っている場所のすぐ横にスピーカーを置けるので、 こちらの声も聞き取りやすいとか。 これに関しては、一言もケチをつけなかったので、 本当にうれしかったです。 夜寝る時には、充電器の上にきちんと戻して、 翌日また、気持ちよく使っているようですよ。 そのうち、私が使うようになるかもしれませんけど・・・・ 買ってよかったです。 では、そろそろ取り掛かっている「かな書」の作品作りについて。 毎年秋に、同じ書道会の人たちの作品展があるので、 その時に、どんな和歌を書こうか・・・と、考えているのです。 作りおきしていた和綴じノートに、いろいろ考えを書いたり、 メモを貼ったり、筆文字の練習をしたりしています。 昨年は、大伴家持が国司として赴任した越中の国に旅行したので、 それにちなんだ和歌を書きました。 今年は何にしようかな・・・といろいろ考えて、 まずは、家持と人麻呂にしぼり、 万葉集を眺めて、これにしましたよ。 この矢印の和歌です。 昨年旅行した場所で、 石上神宮の中の「山辺(やまのべ)の道」 に歌碑があったのです。 ただ、もともとの万葉集の和歌が、 未通女子が 袖布留山の瑞垣の 久しき時ゆ 思ひきわれは という形なのに対し、平安朝あたりからは後半が、 久しき世より 思ひそめてき と、変わって伝わっているんですね。 これを、どちらにするのかをまだ決めていません。 さて、ノートの中身ですけれど、こんな感じです。 まずは、和歌とその意味、説明を書いてみて、 どんな風にちらし書きにするか、大まかに考えて、 筆で、単語ごとに書いてみたりしているところ。 先生に相談して、ちらしの配置が決まったら、 今度は、どこで墨をつぐか、とか、どの仮名文字を使うか、 とか、いろいろ考えていきます。 去年のは、これ。 ちゃんと表装をしていただきました。 さて、今年はどんな風に書こうかなぁ・・・ 楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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