カテゴリ:手芸・工作など
今日は、朝からお習字をがんばりまして、 なんとか、気が済む物ができたところで、 今度は、最近よく使うようになった「つげの櫛」の 入れ物を作ってみました。 先に作ったのは、下の方の入れ物で、 櫛で型をとって、その大きさに少しだけゆとりをもたせ、 二枚合わせで作ったけど、 どうもぎりぎり・・・ それで、綴じ合わせるときに、刺し子糸を使って、 すき間をあけて、入るようにしました。 ちゃんと入るのですけど、なんか納得いかなくて、 もう一個作ったわけです。 使った布は、伊勢木綿と、沖縄で買ってきた紅型布。 中に、ボール紙の芯を入れましたから、 しっかりとしたものになりましたよ。 さて、この櫛のお話。 実は、この櫛は、20歳の頃に、当時お付き合いしていた人から 頂いたもの。 もう、41年目なんですねー。 その人とは、高校二年生の時からの付き合いで、 高校三年生の時には、結婚を申し込まれていたのですよ。 その人は、バリバリの進学校だった私たちの高校で、 常に学年1位の人で、当然東大に進む。 私にも、東京の大学に来てほしいと言われていたの。 だけどね。 ちょうど高校3年生の時に父が喉頭がんで入院していたから、 親元を離れる気にはとてもならなくて、 大学の四年間は、こちらに残った私と、遠距離恋愛。
という状態ね。 それでも、大学を卒業したら、東京に就職してほしいと言われていたのに、 どうしても親元を離れられなくて、 私は福岡市で地方公務員になりました。 父に何かがあった場合、私が母の生活を支えなくてはいけませんから。 まぁ、それだけではなくて、 やっぱり、離れて暮らしていると、心も離れるのかも。
ちょうど私たちが別れを決意したころに、 この歌が流行っていたのよねー。 高校二年生の時から、大学四年まで。 だから、就職してからの私は、本当に新鮮な気持ちでのスタート。 不思議なことに、それからがモテキに突入したのか、 今の旦那との結婚を決めるまで、 いっぱいいっぱい恋をしましたよ。 青春時代も楽しかったけど、 就職してからも、楽しかった・・・ というわけで、今日は、その大事なつげの櫛に、 41年もたってから、初めて入れ物を作ったというお話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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