はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る
というのは、石川啄木。
年始にあたり、私もじっと手を見てみた・・・というわけではないけれど、たまたまネットの記事を読んでいるときに、
「指の長さで、あなたの男性度・女性度がわかる。」というような記事を見つけました。
関連した「指の長さ占い」は相当に多く、実際の調査で裏付けがあるとか、母親の胎内で浴びたホルモンの量で、指の長さが変わってくる、とか、もっともらしく書いてあります。
それによると、薬指が長い人は、男性ホルモンをたくさん浴びた人で、性格も男性的であることが多いらしい。
(ほんまかいな(¬、¬) アヤシイ)
と、最初から眉に唾をつけながら読み進めていきました。
ふむふむ。
・人間は、「オトコ度の強いタイプ」と「オンナ度の強いタイプ」に分かれるということが、最近の研究でわかってきた。
・世界で科学的に研究もされている。
・左手よりも、右手のほうが良いデータが出ている。
・定規などできっちり測って比べる。
私の場合、右も左も「人差し指 6.5cm」「薬指 7cm」でした。
・薬指の方が長い人は、「男性ホルモン」を胎内でたくさん浴びた人で、次のような傾向がある。
〇性格は積極性が強く、よりアグレッシブである(男性的な性格になる)
〇理系タイプで機械系に強い
〇他人に惑わされず考えを実行できる
〇心臓系と血管系の発達が優れている
〇拒食症、風邪、自閉症や骨関節炎などにかかりやすいといわれている
だそうですよ。
この、人差し指と薬指の対比のことを「2D/4D比」と呼ぶそうで、数値が0.95未満だと男性タイプなのだとか。
私の場合は、人差し指÷くすリ指→ 6.5÷7=0.928571428…なので、明らかに0.95未満ですね。
この指の長さの比率は、生まれてからほとんど変わらないそうです。そして、この指の長さの比率の違いで、性格診断だけでなく、がんや腎臓病などの病気のなりやすさにも関係していることがわかってきたとかで、ちょっとドキドキしますね。
参考HP
ナショナルジオグラフィックニュース
「薬指の長さは性ホルモンが決定」
帝京大学医学部付属病院泌尿器科
「2D/4D比率の研究」
ヨミドクター オトコのコトブログ
「合コンではオトコの指を見よう! 男性ホルモンと指の長さのおはなし」
京都大学こころの未来研究センター「こころ学」
指と科学とお相撲と(1) 平石 界
ふーむ、ふむふむ。
この指の長さの違いは、人間だけでなく、哺乳類の動物、トリなんかでも同じ傾向があるって、びっくりですね。
1990年代に、ジョン・t・マニングさんという研究者が中心となり、提唱されてきたことで、今でもたくさんの検証が行われているそうですよ。上のリンクの中で、最後の京都大学の記事は、まだまだ続きがあり、反論もちゃんと載せてあるから、なかなか面白いです。
つまり、全くのニセ情報ではなく、今研究中のことだということですね。
最後に、人差し指のほうが長い「オンナ度の高い方」については、次のとおり。
〇性格は細やかで、人の気持ちがわかる
〇言語能力が高い
〇人の心を惹きつける能力が高い
〇過食症、花粉症・ぜんそく・アレルギー、心臓病などにかかりやすいといわれている
さて、年末新しいパソコンに変えたあとで、試しに使ってきた「ATOK」ですが、なんかだんだん腹がたってきたので、先ほどついに、「IME」に戻しました。
CtrlキーとF7キーを同時に押したら「単語登録画面」が出るという便利さも、「IME」でも同じだとわかったので、もう未練はありません。
長年使ってきたIMEで、この日記は気分よく入力していますよ。やっぱり使い慣れたものが良いようです。
ちなみに、何が一番腹が立ったのかというと、「ATOK」では、学習能力が高すぎて、私が意図しない語を勝手に挿入し確定してしまうこと。直前のことを覚えすぎているのでしょうね。いちいちそれを消すのが面倒で、学習能力を消す設定にもしてみましたが、また戻ってしまいます。そんなに同じことばかり書くはずないではないですか。何を考えて設計してあるのだろう!! (◎`ε´◎ )プンプン
というわけで、今は快適 (^▽^)/ IME大好きです。