カテゴリ:手芸・工作など
きのうふと思いついて、手織をやってみました。今まで、額縁の上下に小さな釘を打って作った織り機で小物を織ったり、段ボールに刻みを入れてコースターなどを織ったりしたことがありましたけど、今回は、輪になった物を織ってみることに!!
昨日の昼過ぎに始めて、夜にはもう出来上がってしまいました。 ヘアーバンドにも、耳カバーにも、そしてネックウォーマーにも使えるサイズに織ったのだけど、思いのほか生地がしっかりとしたものに仕上がったので、頭に巻くのには向いていないようです。 たて糸も横糸もふんわりの毛糸を使ったので、こうして首に巻くと、首元がスースーしなくていいみたい。普段は、丸首のチュニック一枚をパラッと着ているだけですから・・・・ では、織った手順を紹介しますね。 空き箱は、なんか捨てられずいっぱいとってあるので、その中から、頭まわりに少し余裕があるくらいの外周の物を選びました。そして、端っこを10cmくらい箱にセロテープで留めてから、ぐるぐると巻いてたて糸の準備完了。おしまいの糸も、10cmくらい残して箱にテープで留めました。 箱からたて糸が外れないように、クリップをつけていましたが、どうも無くても大丈夫そうでした。 あ、このたて糸には、この間クンスト編みのベレー帽を編んだ糸の残りを使っています。本当は、もっとすっきりした糸の方が織りやすいと思うけど、暖かい織り地にしたかったもので・・・。 左から右へ行くときには、先の方にはめている物差しを立てて、隙間を作って通します。 あ、右の方に置いている伸縮する背中かきは、父の遺品です。今回は、これを横糸を手前に寄せるのに使いました。先が丸いので、良い感じでしたよ。 右から左へ戻るときには、棒針を使って、逆にたて糸を拾って、その隙間から横糸を通します。 あ、横糸はぴんと張ると、あとで狭くなってしまいますので、まず斜めに通したあと、このように端だけすっと近づけて、この状態で糸を寄せます。 それから、杼(ひ)、またはシャトルという、横糸を巻きつけたままたて糸の隙間を通す道具は、この厚紙で作りました。この間の次男坊のお誕生ケーキが入っていた箱です。きれいだったから、捨てられずにとっておいたもの。 厚紙を二つ折りにしてテープで留めて、横糸を巻きつける隙間を鋏で切り取って先を少しとがらせました。 織り進んでいくと、杼が通らなくなってきます。あっそうだ!! 100均で以前買っていた、超ロングのひも通しを使ってみたら、ばっちりでした。もちろん横糸を巻きつけることができないのですが、要は横糸がまとまって通ればいいだけなので、大丈夫。 上の方までたどり着いたら、最初に留めていたテープをはがして、織り地全体をずるずるっとずらして、 こんな感じで続きを織っていきました。下に空間がある方が、ゆるんだ時に糸を手で寄せたりするのに便利だからです。 こうして、もうすぐ一周。次第に幅がせまくなっていくので、最後の3段くらいは、毛糸用の針(とじたりするときに使うもの)に横糸を通して、杼のかわりにしました。 最後は、外して、糸の始末です。最初の10cmのたて糸は、毛糸針に通してから、裏側で編地に通しました。また、途中の色を変えたところとか、糸を継ぎ足した場所には短い毛糸が出ているので、それは裏からかぎ針で、他の糸の隙間に隠しておしまい。 こうして出来上がったのがこれです。 この日記を書いている今、ずっとネックウォーマーとして首につけていますが、最終的に何にするかは、まだ未定です。 さて、今日は何しようかなぁ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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