テーマ:暮らしを楽しむ(387935)
カテゴリ:習い事
昨日は、書道研究会だったのですが、私が参加したのはこれが二回目。前回は、10月頃にありましたから、もう一昨年のことになります。その時、私は「かな書」を始めて半年くらいで、「筆の回し方がどうにもうまくいかない」ことを相談したのを覚えています。
「の」とか「あ」とか、くるっと筆を回すところがあるでしょ? 先生が書くと美しいのに、私が書くとなぜか線が太くなってしまって、「側筆」の状態になって、みっともない状態でした。 だいたい、指導者クラスの人がたくさん参加している研究会ですから、その時は私が一番の新参者。でも、ちゃんと優しく教えてくださったのですよ。 筆で書くときには、筆の軸の位置よりも筆先が遅れてついてきていますよね? それをそのままきゅっと回すから、遅れている分の筆先が余分な太さを生んでしまうのです。 だから、回す前に、ほんの少し待って筆先がやってきてから回すと、線の中心を筆先が通って美しい線になるということでした。 ちょっとのことだけど、これでだいぶ変わりました。 さて、昨日は、夏に入ったばかりの人が一緒に参加していたのですが、その人も入って半年くらい。 最初から、あまりにもすごい作品が続くので、私たちはちょっと遠慮して待っていました。午後の部になって、私たちの先生から声をかけていただいたとき、私は(ま、いっかー)という感じで、いつもの半紙を三枚出したのだけど、もう一人の人は、「私、恥ずかしいから、出しません。」と言う。 先生にも「持ってきていません。」なんて言ってる。 無理強いはしないでおこうとは思ったのだけど、せっかくの機会だから、こっそり 「ね、持ってきとっちゃろ? ちょっと見せて?」 と言って見せてもらいました。きちんと皺にならないように、ケースに入れて持ってきていましたよ。私が見るかぎり、かすれとかはまだまだだけど、最初の頃に比べたら、ずっと雰囲気が出てきていると思いました。 「始めてから半年やし、かすれがうまくできませんって、相談したらいいっちゃない?」 と勧め、私たちの先生にも、声をかけて、ついに大先生に見せることになりました。 みんな、もう終わったと思って席についていたのに、また集まってきました。 ますます緊張しているのがわかったので、 「あの、この人、始めてから半年です。ほめられて伸びるタイプなんで、よろしくお願いします。」 と、私が横から言うと、大先生は 「ほんま? どこほめよ、困ったなぁ・・・ 」 なんて言って、笑ってらっしゃいます。 すると今度は私たちの先生が、 「始めたばかりで、今度の四月から会員になります。」 と言うと、大先生は、 「そう? ほんなら大事にせなあかんな。よっしゃ!!」(⌒∇⌒) と言って、まず良いところを説明し、ぐるぐるマルをつけてくださって、うまくいってないところは、実際に書き方をやってみせてくださいましたよ。 そして、終わりがけに、 「なら、これからも続けてくださいね。」 (v^ー゚)とおっしゃったので、また私が横から、 「たぶんこれで、ずっと続けていく勇気がわいてきたと思います。ありがとうございました。」 とお礼を言いました。 遠慮がちで、人前でなかなか話ができない人なので、ついいらんこと横から私が言い添えてしまったけど、本当に添削してもらってよかったと思います。 こんなチャンスはなかなかないし、会費4000円払ってるからね。 その人方向音痴で、道順も自信がないというので、博多南駅まで、ちゃーんと一緒に帰りましたよ。 「恥ずかしかったけど、見てもらってよかった・・・」と嬉しそうにしていたので、私もひと安心。 その人も私も、男、女、男の順で三人の子持ちだということもわかり、ワイワイいっぱい話しました。 最後に、乗っていた新幹線がエヴァだったのも、その人はとっても嬉しかったみたい。スマホでいっぱい写真を撮っていました。 「〇〇さん(私のこと)と一緒でなかったら、きっと気付いてなかったと思います。」 と、最後まで喜んでくれたので、私も満足でした。 さて、今日は昨日習ってきたことを忘れないうちに、かな書の練習をしようかな・・・ 一つひとつの文字も大事だけど、それ以上に、文字のつながり、全体のバランスの方が大事だから、ということ、読めなくてもぱっと見、いいなぁと思えるように墨の入り具合をもっと考えて書こう。 やっぱり、研究会に出ると、意欲がわきますね。 では、おまけ。 またきな粉ねじりを作りました。 今度は黒ゴマのすりごまと、パンにつける「黒ゴマペースト」を入れて作りました。 それと、今回は水飴を瓶ごと湯煎して柔らかくしてから混ぜました。 それで、なんと前回の半分の量でできましたよ。びっくりです。 きな粉一袋200gに、黒ゴマと黒ゴマペースト、それに砂糖をほんの少し、塩少々、そして水あめ150g。 ねじってあるのは、元々しめ縄の形を表現したもので、縁起物となっているようです。 私もこの形の方がなじみがありますね。 あと水あめが半分残っていますから、また作りましょう。こんどは何味にしようかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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