テーマ:暮らしを楽しむ(387933)
カテゴリ:音楽
昨日の日記にちょっとだけ書いていたのだけど、これが、小阮です。
琵琶のように立てて持って演奏します。 胴の横のところには、螺鈿の天女が美しい。 ケースに一緒に入れていたピックが三個。調べてみると、自分の爪で弾いても良いそうですが、ピックの方が音量が出ますね。 もし、小阮を習えるサークルがあるなら、このケースに入れて、背負って行くのですが・・・ 実は、もう一つ阮があるのですけれど、 中くらいの大きさなので、「中阮」と呼ばれています。 並べてみると、このくらい大きさが違いますよ。 では、どんな音色なのか、ちょっと聞いてみられませんか? 中阮独奏曲 古曲「酒狂」 この楽譜は、ちゃんと持っています。 ネットで探して、印刷しました。 ほかにも、こんなに印刷しているけど、 全くの自己流ですから、サークルに入りたいのです。でも、なかなかありませんね。 あ、ピアノ伴奏の中阮の曲もありましたよ。 「临安遗恨」 この簡体字はアップできるかな? プレビューで見ると大丈夫そうですけど・・・ せっかくなので、さっき小さい方の小阮を二階に持ってきました。本当は中阮の方が音が良いのですけどね。 ではおまけ。 あと、馬頭琴も持っているのだけど、ものすごーく難しくて、なかなか音が出ません。 写真はまた今度。文鳥が寝ている部屋に置いてあるもので・・・ これは、以前撮った写真です。母のお土産のフシタール この楽器は、中国西部の新疆ウイグル自治区の楽器です。 共鳴弦が張ってあるので、結構音が鳴りますよ。 なかなか凝った模様ですね。 フシタールを漢字で書くと「胡西塔尓」 母が以前中国の敦煌とかいろいろ周ってきたときのお土産でした。 あ、「竹林の七賢」のお話が抜けていましたね。 竹林の七賢というのは、ちょうど3世紀、中国の三国時代末期に、魏の国で酒を飲んだり清談を行ったりしたことで有名な七人の賢者のことです。 七人は、音楽もたしなんだそうですが、中でも阮咸という人が、琵琶の名手だったとか。琵琶といっても、今の琵琶とは違います。原型になったものですね。 その阮咸さんがとても上手だったのでその楽器を「阮咸」と呼ぶようになり、そのうち「阮」とだけ呼ぶようになったのだそうです。 元の時代、民間で流行したらしいのですが、その後だんだんと廃れてきました。でも1930年頃、また見直されて、江蘇省の楽団が民間で使われていた阮をもとに、大阮、中阮、小阮を作ったのだそうです。 そして、中華人民共和国となってから、また改良がくわえられ、今のような形になったとか。 あと、もっとでっかい低阮というのも作られているそうですが、持ち運びが重そうですね。 面白い動画を見つけました。 大中小低阮がそろっての合奏です。いろんな大きさの阮の音を聴くことができますよ。 リスト作曲「ハンガリー狂詩曲」 おまけ、 辻井伸行さんのピアノで「ハンガリー狂詩曲」 さて、明日、旦那が出かけてから、小阮を弾いてみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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