カテゴリ:手芸・工作など
ちゃんと、書道教室にもっていく作品は書いているのですよ。でもね、一段落したら、こぎん刺しをするのが楽しくて・・・
ちょこちょこっと小物を作っています。 昨夜出来上がったのは、赤の小銭入れ 蝶の模様に、自分でたてに線を入れましたよ。 今回は、マチの部分に別布を使わず、赤一色です。 前から見ると、こんな。 全体がカチッと仕上がるように、水で薄めたニスを塗っています。型崩れしないので、使いやすいし、手垢などで汚れにくくなるようです。 昨夜ニス仕上げをしてから寝たので、今朝は、少し湿っているくらい。 中には、形を整えるためと、吸湿のために、たたんだ反古紙を入れています。 これで、新作の小銭入れが、辛子色と黒と赤の三つになりました。娘がかえってきたら、選んでもらいましょう。喜んでくれるかな? あ、それと、横に写っているのは、これ。 作りかけの巾着です。 袋の方はさささっと仕上げたので、こぎん刺しは別布に。アップリケのようにするつもりです。 夏にこぎん刺しを始めた頃に買った100均の布が、まだまだ残っているのです。お買い得でした。 たて糸が見えますか? これを数えて刺していくのですよ。 わかりにくい時には、手にもって透かすとわかりやすいです。 1cmにたて糸が10本ですから、穴が1mm間隔で並んでいることになります。その穴を間違えないように刺します。 大きな作品では、まとめてたて糸をどんどん拾っていって、一気に針を抜き、そのあとで布を横や斜めにしごいて、糸がつって布が縮まないようにしますが、こんな小さなものでは、私はひと針、ひと針刺していくのが好きです。その方が糸がぷっくりするし、模様がきれいにできあがる気がします。 特に、一本しか拾わない目を四つ合わせてお花にする時なんか、一目刺しの方が断然可愛いです。 では、三個の小銭入れの、記念撮影です。 サイズは、赤が、横幅6.8cmたて6cm、辛子色が横幅7cmたて6.5cm。そして黒が少し大きくて横幅8cmたて6.5cmです。 さて、では今からいよいよ明日もっていく物の中で一番緊張する、高野切第一種の臨書をします。 臨書をするとき、いつも使っているのが、このハズキルーペ。 うつむいて書いていると、いつの間にかルーペが鼻先に下がってくるので、小さな滑り止めを貼りました。 そして、お手本をじっくり、じっくり見つめながらそっくりに書いていきます。 よく見ることができるように、お手本の本を二冊買って、一冊をページごとにバラバラにして折り目をつけています。 カラーコピーをしてすませることもできますが、けっこうお金がかかるのと、コピーするごとに画質が劣化して、筆の動きやかすれ具合などが、よくわからなくなるから、なるべく原本に近いものを使った方が良い、という先生の言葉に従っています。先生も、二冊買って、そのうちの一冊をバラバラにして練習したそうです。 二行目の「た」は、「多」をくずした仮名ですが、細く入って太くなり、また細くなって抜けているところ、二画目は細く入るけど、次の文字の「て」に続く連綿線がしっかりしているところなど、しっかり真似します。 また、曲がり角がカクッとなっているところと、丸くなっているところも、ちゃんと見て違いが出るように書きます。 では、今から墨を擦りますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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