テーマ:暮らしを楽しむ(387956)
カテゴリ:習い事
今日はオカリナの日。午前の部は、ちゃんと早めに行って、準備万端。演奏もバッチリ。
帰りに買い物もして、午後の部に備えました。 昼ご飯を食べて、トリプルオカリナの練習をしようかなぁ・・・と思ったけど、手には読みかけの文庫本があり、パソコンではNHKの「みんなで筋肉体操」の短い番組が流れてる。 あ、いかん・・・と思いつつちょっとうたた寝。はっと気が付いて時計を見たらまだ午後の講座に出かける時間まで一時間もありました。 それで、安心してまた寝てしまったみたいで、はっと気づくと一時間が過ぎてしまっていた。 あわてて着替えて、歯を磨いて出かけましたよ。 練習室のそばまで行くと、みんなが吹いている音が聞こえてきます。そろーっと後ろのドアから入って準備をしました。 吹いていた「未来予想図Ⅱ」が終わったところで、先生とか皆から、 「なかなか来ないねーって言ってたんですよー。」と言われたので、 「ご飯食べて、あと一時間あると思ったら、あっという間に一時間たっとった。」 と言うと、「やっぱりー!!」と笑われてしまいました。 すぐに演奏に加わりましたが、脳が目覚めてないみたいで、うっかりミスの連続。 「いかんいかん、脳が目覚めとらん。」 とか私がつぶやいているので、またまた皆に笑われました。 ま、そのうちしゃんとして、ノリノリで吹けましたけどね。いやぁ、10分くらい損してしまった!! きのうごねあさんのところで「もち麦」のお話を読んだので、そうそう、今日買わないといけないんやった、と思い、帰りにお買い物。 いつも買うのは、これ。 それに、いろいろ加えます。 今日は買わなかったけど、黒米だけ、赤米だけの袋を買うこともありますよ。 そして、この入れものに入れて、ブレンドしています。 毎回、大人五人の一日分(二日分になることもあります)として6合炊くので、その中に、このスプーンで4杯くらい入れます。 我が家は、旦那・母・私で好みが違うので、誰がお米を仕込んだかによって、出来上がりが違います。母が炊いたら固め、旦那が炊いたら柔らかめのご飯、という具合です。 私は炊き込みご飯が大好きなんだけど、母がいやがるので、あとで混ぜご飯にすることが多いですね。 それでは、今日の漢詩コーナー 読みにくいかもしれませんので、この詩の意訳をもう一度書きます。 自分でも、多感で憂いが多いことを嘆いています。 まして、風や月明かりが庭に満ちる秋なら、なおさらのこと。 私の部屋からは、時を告げる太鼓の音が近くに聞こえます。 来る夜も来る夜も、燈火を前にして白髪頭になってしまうそうなくらい。 白髪頭と書いてあるけれど、昨日の詩人とは違い、この作者「魚玄機」さんは若くして亡くなったので、本当に白髪になったわけではありません。 実は女の人なんです。この人は長安の色街で生まれました。幼い頃から詩歌にすぐれ、おまけにとても美しかったので、15才になった頃には、世間の注目の的になっていました。 或る日、大詩人の温庭均がやってきて、彼女の才能を認めたことから弟子として詩を指導してくれるようにもなりました。その温から話をきいた李億というお金持ちの人が詩の才能のある美女をどうしても手に入れたくなって、親にお金を払って妾にしました。でも、なかなかそちらの方面(性的なこと)については気がのらなかったみたいで、奥さんや岳父の反対もあり、彼女は道教の寺院に入れられることに。 性的なことを嫌悪するのなら、尼になったらよかろうという思いだったのでしょうが、道教を学んだ彼女は突然「女としての自分」に目覚めたのだそうです。それが彼女が19歳のとき。 お寺に入ってからも、彼女の髪は長く美しいまま、お化粧もしていたので、その美貌と詩の才能とで、ますます彼女は評判となっていきました。学識のない人は相手にしなかったけれど、学識のあるお客は大歓迎。その中に、陳某がいた。彼は体格がよく、面立ちの柔和な少年で、多くは語らず、微笑を浮かべて玄機を見つめていただけ。 でも、それに心ひかれ、それからは、彼だけを部屋に入れるようになり、7年の月日がたちました。 或る日、女道士の集まりに招かれて留守をしていたら、その間に陳某がやってきたけれど、留守だと知るとそのまま帰ってしまっていた。そのことを伝えた召使いは、美しくなく、手足も大きく襟や袖が垢にまみれているような少女だったのだけれど、嫉妬に狂った玄機は、ついつい、責め立ててしまった。何も知らないというのを、とぼけているのだと思い、ますます狂って首をしめて殺してしまい、庭に埋めて知らぬ顔。 しかし、深く埋めていなかったせいで、後日別の客がやってきた時に、庭に掘り返した跡と虫がたくさん集まっている様子を見て不信に思い、それが刑吏に伝わって、捕まってしまった。 庭を掘ると少女の死骸が出てきたし、玄機もそれを認めたので、斬刑。26歳の生涯でした。 この詩を佐藤春夫さんが訳していらっしゃいます。 夜、燈火の下で、白髪になってしまうかというくらい思い悩んでいた彼女は、結局嫉妬のために人を殺し、そのために死刑になってしまったのですね。 今まで私が取り上げてきた詩人たちとは、全く違う人生です。 では最後に、今日の空。 お昼頃 夕方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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