テーマ:暮らしを楽しむ(387908)
カテゴリ:日記
さすが、秋です。良いお天気なのに、窓を開けるとすーっと涼しい風が・・・ 汗をかかないのは、本当に快適です。 「行雲流水」という言葉がありますが、空の雲を見ていると、いつまでも見ていたくなるし、水の流れも、いつまでも見ていたくなる。 〇 人生は 行雲流水 淡々と こだわりを捨て 過ごしてみたい 〇 いつまでも 変わらぬものは ないという 山川草木 生き物もまた 〇 悠然と 浮かび流れてゆく雲と 同じ心で 生きてゆきたし 「禅」の言葉のようですが、なかなか悟れるものではありません。 白菊も、どんどん咲いてきています。 では、今日も漢詩をひとつ。 孤独だけど、寂しくはないみたい。ひとり、月と心がひとつになって、生きる喜びさえ感じているみたいな詩ですね。 私は詩吟をやっていないのでわかりませんが、youtubeで検索すると、詩吟と舞がセットになっているものがいくつか出てきました。 舞「山中の月」 詩舞「山中の月」 この詩の作者「真山民」さんのことは、ほとんどわかっていないようです。自分のことを「山民」と呼んだのは確かなようですが、姓が「真」なのかどうかは、わからないらしい。 この方には、他に「山中松」「山中梅」「山中雲」という詩もあり、四部作となっています。どれも、「我愛」から始まっているそうですよ。 その中から、「山中雲」を。 山中雲 我愛山中雲 日日相往還 跡與人俱懶 心與人俱閒 有時抱幽石 伴我林石眠 豈不能爲霖 安肯軽出山 私は、毎日行き来しながら変化を見せる雲を見るのが好きだ。 雲の流れる姿は、これを見る私と同じように、 急がず焦らず、ものういかのようであるけれど、のどかで風情もある。 時には、大きな姿となって、深山幽谷をも包んでしまい、 またある時には私と一緒に林の中で眠るかのように静かにとまる。 このように山にたわむれ、人と遊ぶ雲が、 長雨を降らせて困らせることがどうしてできようか。 だからこそ、なおさらに私はこの雲が好きで好きで、 そう簡単に雲のいる山を出ていけるものではない。 真山民さんは、雲のことも大好きなんですね。 それでは最後にご飯コーナー。 小松菜としし唐を一緒に塩コショウで炒めて、ほんの少しのだしつゆとみりんを加えて炒め煮にした物が、非常に美味しかったです。 すき焼き風の煮込みに、旦那のお土産のキャベツの残りを、白菜替わりに入れてみたら、みんな「美味しい。白菜と変わらん。」と言ってくれたので、よかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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