テーマ:暮らしを楽しむ(387874)
カテゴリ:国内ミニミニ観光旅行
熊本の地震をきっかけに、国内旅行を控えていた私ですが、そろそろいいか・・・と思って、9月から一か月に一回のペースで小旅行に行くようにしました。
9月の終わりには、対馬ツアー。ジェットフォイルであっという間に国境の島へ。 10月の終わりは、飛行機でひとっ飛び、1時間15分で奄美大島へ。 11月の初めには、バスツアーでお隣の佐賀県へ、唐津くんちとバルーンフェスタを見に。 そして、今回ですけれど、12月は何かと気ぜわしいし、旅行に行くのは気が引けるので、11月に前倒しして行ってきました。 今度は、フェリーでしたよ。 早めに博多港に行き、ポートタワーから乗る予定のフェリーを見下ろしました。 出航は23:45なのですが、21:45には乗船開始でした。なんと、乗り込んで二時間は動かないのです。自動車の乗り入れに時間がかかっているのでしょうかね。 ようやく出航してからすぐに消灯。私は窓のすぐそばの場所でしたので、窓から外を見ていると、博多湾の中ほどで、波間に光る物を発見。ひょっとしたら「夜光虫」かな? 刺激で光るので、船が立てた波のところで光るんですよね。外海に出たら見えなくなりました。夜光虫のシーズンは春から夏にかけて。そして多い場所は湾内らしいですから、この時期は少ないのかもしれません。 朝、空が明るくなってから、デッキに出てみました。 お客さんはたくさん乗っていましたが、デッキにはものすごく強い風が吹いているせいか、私以外には、一人若い男性が出てきただけ。その人もすぐに戻っていきました。 というわけで、デッキも独り占めです。 せっかくだから、お日様が上るところを写真に撮りたい!! 待って待って、ようやくパチリ。 もう少し早めに島影のところを抜けていたら、海から日が昇るところを見られたんだけどなぁ・・・ま、しょうがないです。 五島の真ん中の奈留島で、お弁当をもらって朝ごはんの予定。 食べ終わったら、わりとすぐに福江港に着きました。 そうです。今回の旅は「世界遺産の島 はじめての五島」ツアーです。 一日目は、一番大きな福江島を一周する予定。 奄美も、大島椿で有名でしたが、五島も椿が名産なんですね。それで、こんなデザインのバスでした。 最初の目的地は井持浦教会です。 ルルド、という聖なる水で有名な場所と関係あるようで、ここでみんな聖水を頂きました。(何か奇跡が起きると信じましょう) そのあとで、大瀬崎の灯台を見にいきました。 私達が景色を楽しんでいたら、バスから降りてきた運転士さんが、 「今日は男女群島がはっきり見えてるよ。こんなにはっきり見えるのは珍しいからね。」 と教えてくださいました。 さすがに、女島灯台は見えませんでした。 この後は、またバスに乗り込んで、 近大マグロの養殖の様子なんかを見ながら移動し、 高浜海水浴場に着きました。 11月ですが、とても暑い日でした。 引いた海水が残っている浜辺をどんどんすすんで 貝殻も、ちゃんと拾いましたよ。 これは、同じ場所をバスの道路から見下ろしたところ。向こうの奥の方に、もう一つ海水浴場があるのがわかります。 つぎに、焼酎工場に寄って、説明を聞き、少しだけ試飲して、欲しい人は焼酎を買ってから昼ご飯でした。 この工場の隣が「遣唐使ふるさと館」なんですね。バイキングの食事をたっぷり頂いたあとで、館内の展示物をじっくりと見せていただきました。 遣隋使は、対馬を通って、朝鮮半島ぞいに隋に行きましたが、遣唐使の頃には、途中で朝鮮新羅との関係が悪くなってきたので、五島を通るコース、そして南西諸島をめぐって行ってから大陸に渡るコースで行くようになったみたいです。 当時の船がどんな造りだったのか、はっきりとした資料は残っていないそうですが、四隻にお偉方と留学生がそれぞれ分乗して唐に向かい、難破しないで残った船に乗っていた人たちが長安に行き、そしてまた危険な海を航海して日本に戻ってきたのは、凄いですね。実にたくさんの人材が亡くなっています。 今名前が残っている遣唐使経験者の人たちは本当に運がいい、としか言えません。 しっかりと日本史のお勉強をした後は、またバスで移動です。 島ですから、どこに行っても綺麗な海が見えます。 実際に信者の方たちが祈りの場所として使っていらっしゃる場所を見せていただくのですから、失礼のないように、注意深く行動しましたよ。 そのあとで、福江港の方に戻り、今度はお寺です。 当たり前のことですが、五島には、教会だけでなく、神社やお寺がたくさんあるんですね。 もっともっとお話を聞いていたかったのですが、あと二か所訪問予定の場所があるので切り上げ。 福江島で三番目に高いという「鬼岳」に登りました。ここには樹木は生えていませんので、とても見通しが良いです。 元気が残っている人たちは、頂上を目指しています。 ここで、カメラのバッテリーが終わったので、これ以降はスマホで撮影。 天文台よりも高い場所から、海を見ました。あたりは夕暮れが近づいているせいで、オレンジっぽくなってきていますね。 そして、最後には、鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸へ。 ここから見た鬼岳は、なんだかプリンみたいな、子供が作った砂山のような・・・ 展望所がありましたが、横の道を下りて、溶岩を触ってみましたよ。 それからまた、福江港の方にもどってホテルにチェックインしました。 このお膳にのっていた「ヒオウギ貝」の貝殻をもらって帰りたかったのですが、焼きカマスや天ぷらを出すのに、さささっと片づけられてしまいました。残念!! というわけで、一日目は終了。用心して早く寝たら、翌朝3時半くらいに目が覚めてしまった。しばらく漢字パズルを解いて、眠くなってから、もう一度少しだけ寝たら6時前。それでちゃんと起きました。 二日目は朝7時10分にホテルを出て、朝市を見学し、そのあと漁師食堂での朝ごはんなんですよ。 では、二日目のことは、次の日記で・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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