テーマ:我家のお花!(1326)
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昨日、あまりにも多くてのせそこねていた庭の写真からね。
日光が透けている花びらや若葉は、本当に美しいですね。 また、光と影がまじっているような写真も、なかなかいい感じ。 ということは、早朝か、夕方近くがチャンスかも。 さて、今日は、昨日見たNHKの「ガッテン!」のお話。 今回は「花粉症」のことが取り上げられていました。 花粉症の症状をやわらげるには、ワセリンを鼻の穴の内側に塗っておくと効果的だとか・・・ 今回取り上げられた「ワセリン」ですが、実は、私は子供の頃、日赤病院の耳鼻科で処方されて、鼻の穴の内側に塗っていたのですよ。 小さな頃から、鼻血がよく出るたちで、幼稚園の頃の真夜中、 「おかあちゃーん、気持ちが悪い、吐きそう・・・」 と起きだした私が、用意された洗面器いっぱいに血をドバッと吐いたものだから、父も母もびっくり。 夜中だけど、病院へ。そのときは近所の病院だったと思う。(中央区の白金町に住んでいた) そしたら、変な病気ではなく、それは寝ている時に出ていた鼻血を飲み込んでいて、あまりに大量だったため、吐いたのだとわかりました。 その後、小学生の時も、中学生のときも、ほとんど毎朝鼻血。鼻をかんだりしたら間違いなく出るし、ちょっと頭を動かしただけで出ることもありました。 血友病というわけではないけれど、なかなか鼻血がとまらず、チリ紙で鼻栓を作ってはめても、すぐにじゅくじゅくになり、鼻栓を通って鼻血が垂れてくる。上を向いて鼻血が止まるのを待っていて、鼻栓を新しいのに取り換えようとすると、鼻栓の内側に鼻血の固まりがくっついていて、引っ張り出すと、長く長く続いていて、のどの奥からも出てくるくらいでした。でろーーーーんってね。 それで、日赤病院に行ったら、ワセリンのチューブを処方されて、一日に何回か鼻の穴の内側に塗るように、とのことでした。そして、「この鼻血は、20歳くらいには治ると思います」と診断されていました。 この鼻の穴の薬(ワセリン)は、よく効きましたよ。 鼻の粘膜がとても敏感だったので、とにかく乾燥しないように、というのと、表面を保護する働きがあったみたいですね。 鼻血が出る頻度が本当に減り、最後は、大学生の時に、鼻血が止まらずお休みしてしまったのが最後かな。 さて、花粉症の方にもどりましょう。この花粉症の研究が進んでいるのがイギリスということだったので、長男と 「花粉症って、英語で何て言うとかいなね。まさか、フラワーパウダーシンドロウムやないよね。」 と話していたら、後で調べたようで、 「おかあさん、花粉症は(ヘイフィーバー)て書いてあったよ。」 と教えてくれました。 「フィーバーて言うたら、熱よね、花粉症で熱が出るかいな?」 「なんか、食べ残しの牧草から発生する病気らしいけん、熱が出たとかも。枯れた草が関係しとーって。」 「え? 枯草熱・・・・ あ、なんか、あったよねー、昔読んだ小説に出てきとった。」 というわけで、急きょ調べたら、出てきました。 そうです。 40年くらい前、私は翻訳もののミステリーにはまっておりまして、ハヤカワ・ミステリー文庫を中心に、いろんな作家の推理小説を読みまくっていたの。 エラリー・クイーン、コナン・ドイル、アガサ・クリスティー、エドガー・アラン・ポー、ヴァン・ダイン、チェスタトン、クロフツ、ディクスン・カー、そしてカーター・ディクスン(これ同じ人です) 気に入ったらとことん追求する私ですから、気に入った作家の本は、翻訳されて出版されているものは、すべて買いそろえていました。それを出版社別、番号順にきちんと並べるのが好きでねー。 その頃大量に読んだ翻訳ものの推理小説の中に「枯草熱」という言葉が出てきたのを覚えていました。当時は、「枯草の中にいるとかかる病気だろう」と思って、さらっと流していたのですけれど、それが「花粉症」のことだったとは!! 40年来の謎がとけた気分。 昨夜は、長男とそのことで、大いに盛り上がったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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