カテゴリ:手芸・工作など
今日、買い物に出かけようとしていた時、いつものように母に声をかけた。
(私)「なんか、買ってきてほしいもん、あるぅ?」 (母)「いやー、思いつかん。」 (私)「なら、なんか適当に買ってくるね。」 玄関を出て、門をあけて、車に乗り込もうとしたときに、母が濡れ縁に出てきた。何か言っている。 (何か思いついたとかいな?) (私)「なあん?」 (母)「あんた、木という字の下に土て書いたら、なんて読むとね。」 (私)「は? 木の下に口?」 (母)「うん、木の下に土て書いた漢字があるっちゃけど、なんて読むとかわからん。」 (私)「木の下に口なら、あんずやないと? あんとも読むけど・・・」 (母)「は? あんず?」 近づいてよくよく聞いたら、木の下に土と書いた漢字のことらしい。 (木の下に工ならもくやったよねー) (私)「木の下に土やなくて工なら、もくて読むと思うけど。」 (母)「もくね。どんな意味の漢字やろか・・・」 (私)「なんやったっけ、色の名前とかにもあったみたいやったけど・・・」 スマホを持っていたら、すぐにその場で調べられたのだけど、買い物にはもっていきません。 これからまた、部屋に戻ってパソコンで調べるのは面倒くさい。 (私)「前に辞典買ったやん、あれ見てみれば。」 と言って、買い物に出かけました。 夜、そのことをふと思い出して、パソコンで調べたら、 「杢」は確かに「もく」と読む字で、「木+工」でできた和製漢字でした。 そして「木目(もくめ)」というと単に年輪の模様のことだけど、「杢目(もくめ)」と書いてあるときには、成長のときに出来上がった美しい模様のことを言うそうです。 そういえば、超高級のテーブルとかに、「天然杢(てんねんもく)」とか書いてあるもんね。 「木目と杢目」についての、写真入りの説明 そういえば、杢ってたしか、色の名前にあった気がするけど、あれって、木目のこと? そんなわけないよね。 それも調べたらわかりました。 「杢グレー」とか「杢ベージュ」とかのTシャツとかパーカーとかいろいろ売ってあるけれど、杢がついているのは、単色ではなくて、濃淡の色が交じっている色のことでした。 霜降りみたいな感じね。 こんなの。 このことをメモして、居間にいる母に教えに行ったら、えらく感激してくれました。 (母)「ほーぉ、そうねー。知らんかった。やっとわかった。賢くなったごたぁ。」 と、ご満悦でした。 私も、今まで何となく見過ごしていた「杢グレー」などの意味がわかってうれしかったです。 では、今日の朝ごはんね。 昨日高菜漬けを4袋買ってきて、キッチンのテーブルの上に置いていたら、母が高菜の油炒めを作ってくれていました。 私は、これが大好き。でも、しょっぱいから食べ過ぎないようにしなくては!! では、昨日色をつけた樹脂粘土の猫ちゃんです。 頭と胴体は別で、爪楊枝でつながっています。 まだニスを塗っていないのだけど、ニスを塗れば固まりそうですね。 あと、 せっかくの薄紫色の樹脂粘土が、失敗に終わった・・・なんとかしよう。 淡いピンクの樹脂粘土では、ハートのモールドを作ろうとして、原型を作ってみた。 お湯でやわらかくした粘土で型を取り、その後レジンとか他の粘土とかのモールドとして使えないか、やってみるつもりです。 失敗しても、何度でもお湯で柔らかくなるらしいので、気に入ったのができるまで、チャレンジしましょう。 最後に、ヒヨドリくんの登場。 このところ、いつもいます。 私が玄関を開けると、びっくりしたように、バタバタと藪椿の中から飛び出してきて、八重桜の枝に止まります。逃げてはいかないんですよ。ここで、私がいなくなるのを待っています。 ひょっとして、2016年に見つけたヒヨドリの巣(姫沙羅の茂みの中)で生まれた鳥なのかな? 奥の方にこんもり丸く見えるヤブツバキの中に、たいていいます。 今は花がいっぱいですからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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