​最近、庭に関して母からの干渉がなくなってきたので、ちょっと良い気分で庭仕事をしています。

昨日は、買い物に行くついでにホームセンターに寄って、こんなハサミを買いました。


母の道具箱には、年季の入ったいろんな庭仕事用具が入っているのだけど、手伝いでなく自分でやるなら、自分用の物が欲しい・・・

特に、50年以上たっていると思われる甘夏の木が、最近弱ってきて、新しく伸びた枝に元気がありません。youtubeで見ていたら、ミカンの木は、弱っている小枝や、内側に伸びている枝は剪定した方が良いことを知ったので、やってみようと思ったわけです。

買ったあとでアマゾンで同じハサミを検索しました。





15mmの枝までは楽に切れると書いてあったけれど、本当に、この写真くらいの枝もスパッと切れましたよ。



細い枝は、ふつうに切れますが、2回ほど、太目の枝を切ってみたときに、このラチェットが働きました。一回止まるので、もう一度握りなおすとスパッ。

面白い・・・

もうひとつ、ハサミって、2つの刃がすれ違うときに挟まれた部分が少しずつ切れていく仕組みですよね。
それが、このハサミは違ったの。


　えぇっ、これ、ハサミやないやん。押し切りやん。
ただの、曲がったハサミだと思って買ったので、びっくりしました。



こういうのは、アンビル型、アンビル式というらしいです。

知らんかった・・・

まな板に置いた物を、そのまま上から包丁を押し当てて切る、そんな感じ。
いろいろ調べたら、この方式だと切り口がキレイになって、力もいらないらしい。
ふーむ。

一点に力が集中するのでなく、面で切るのに、こちらの方が楽に切れるって、不思議です。

よく見たら、このハサミの刃は両刃です。普通のハサミは片刃の物が二枚、すり合わせるときに切れていく。固いもの、太いものを切ろうとすると、片刃の物にはネジレの力が働いて、ダメになってしまうことがあるらしい。
アンビル式のハサミはとても硬い鋼を使ってあるし、まっすぐに切るから刃がねじれることがなく、スパッと切れるけど、受けの部分が次第にくぼんでくることがあるらしい。そうすると当然ですが、切れ味が落ちる。

そこまで使い込むかどうか、わからないけれど、昨日切った枝で、大きなゴミ袋の半分以上がいっぱいになりました。(切った小枝はさらに短くカット)​

内側の小枝と、伸びた弱った枝をだいぶ落としたので、中の方まで木漏れ日が入るようになりましたよ。
これで少しは元気になってくれるでしょうか。
ここに植えられてからで50年ですから、樹齢はどれくらいなのかな?　普通は、30年から40年。長くても50年という寿命らしいけどね。まあ長生きしてほしい。


では、ご飯コーナー。

まずは昨日の朝ごはん。


私が煮魚を作っている間に、隣で次男坊が作ってくれたのが砂ズリの炒め物。全部で七切れ煮魚にしたので、二切れずつ、三回。(最後は三切れ)　ストップウォッチを眺めながらやっていたので、次男坊がもう一つのおかずの係になってくれて助かりました。

そして、晩御飯は、これ


早く帰ってきていた長男が、キュウリのサラダを作ってくれました。
私は大根の千切りと、ハッシュドビーフの係。

息子たちは、家にいるときは、料理の手伝い、というか、もう一品作るのに参加してくれます。
ありがたいですね。



最後に、昨日庭で出会った虫。












オスは、もっとかわいい顔をしています。

おまけ。