​今日も、こっそり庭に出て、こそこそと庭仕事をしました。

高枝切りハサミを取りに、外の倉庫に行って、気が付いた。
どこかで見たよねー、と思っていた、我が家の超高級コンピューターミシンの刺しゅう機が外倉庫に入っていたの。



中には大げさな器械と説明書などが入っています。ひょっとしたら使えるものがあるかもしれないので、一応二階にもっていくことにしましたよ。(まだ中の物は出していません)

今日やったのは、切り残していた枝のカット、そろそろ生えてきた雑草切り(三角ホー)、落ち葉の片づけなどです。


この場所は、更地にしてセメントで固めて駐車スペースにするので、工事になる前にしておきたいことがいっぱい。
手前のところには、白の水仙があって、その花を母が楽しみにしているので掘って植えなおし。
ほかにも、原種のチューリップとかカンパニュラータとかいろいろあるので、球根が出てきたら、別の場所に植えたいですね。
それと、大量にあるイベリス(キャンディタフト)も、せっかくだから、別の場所に移して、この土を利用したいです。
かこってあるレンガも、庭の別の場所で使えるからね。

そういう作業に取り掛かろうと思います。

土日は息子たちもいるみたいなので、重いものは運んでもらいます。(約束した)



このツワブキの花が咲いている、庭の端っこの通路も、もっと通りやすく整備したい。
今は、とても狭くて通りにくい。

母がいよいよ気が弱くなったのか、私が思いのほか庭仕事をしているのを見て安心したのか、
(母)「庭は、もうあんたにまかすけん、好きなごとしてよか。」
と、今日はっきり言いました。

やった!!　なら、安心してできますね。好きな花も植えたいし。



ではここで、漢詩の話。

うちの床の間に飾ってある漢詩の書かれた絵がこれ。


母がシルクロードの近くに旅行に行ったときに、お土産に買ってきた絵を額装して飾ってあります。
漢詩の中には「胡馬」と書いてありますが、この絵を見ると、ラクダですよね。

では、詩の方の紹介です。



「七言絶句」なので、ピンクの〇がついている場所が韻を踏んでいます。中国の人に、当時の発音で読んでもらったら、きっと美しいだろうなぁ・・・

Scotchケンさんのおたずねにあった「寒山拾得」は、唐代の伝説上の僧「寒山」さんと「拾得」さんの二人のことです。
画像検索すると、こんな絵画が出てきますよ。


なんだか、楽しそうな二人ですね。

森鴎外が書いた小説があります。
　​青空文庫より　森鴎外「寒山拾得」​

これを読むと、ちょっと雰囲気がわかりますよ。

この二人に関しては、実にたくさんの詩や絵画が描かれています。

床の間に飾ってあるお宅も多いのかも。



では最後にこぎん刺しのこと。

こぎん刺しバッチはたくさん作ったので、今度は少し大きめのものを作っています。



この刺しゅう糸は、コーラスの先生から頂いた物です。せっかくだから、使わせていただいています。



この模様を選びました。


図案と出来上がりの大きさが同じくらいですね。
しばらく楽しめそうです。





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