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母は、このところ、私を呼ぶことがなくなっています。 それは、横に見えている誰かとずっと話をしているから。 先週は、3日連続、徹夜でその誰かとおしゃべりをしていました。 私のことは見えているようで、私が近くにいくと、 (母)「娘さんがやってきて、何かを持ってこようとしていますね。」 とか、横の誰かに実況で説明します。 自分のことも、その誰かに説明する口調でしゃべります。 (母)「そのとき、ものすごく咽喉が乾いていたんですよね、 でもお茶は入っていない。どうしようかなぁ、と考えていたら、 娘さんが、お茶をもってくるんですね。」 なんていう、感じでしゃべり続けます。 私の実況が済んだら、すぐにまた横の誰かと、昔の話とか、芝居の話とか・・・ 火曜日には、私のことを忘れたのか、薬を飲ませようとするのを怪しんで、 (母)「私はもう何年も、薬とか飲んだことはないよ。 あんたは、なんで私にその薬を飲ませようとするのか、怪しい。」 と言って、飲もうとしませんでした。
認知症がひどくなった人が行く病院で、詳しく母の様子を説明し、 今は、3種類のお薬をもらっています。 ひとつは幻視がおさまる薬、ひとつは気分を明るくする薬、そして、不安をなくす薬。 幻視がおさまる薬は、液体の物にしてくださいました。 ジュースとか水とかに混ぜたら、薬と気づかずに飲ませることができますからね。 水曜日から、その液体の薬を飲ませていますので、 母と会話ができるようになりました。 私の質問にちゃんと答えるんですよ。 薬の力はすごいねぇ、と旦那と話しました。 幻が見えなくなると、横の誰かとのおしゃべりが減り、 落ち着いて他の循環器系の薬なども飲むので、ちょっと安心しています。 昨夜、キッチンにやってきて自分の席に座り、ずっとしゃべっていたので、 (私)「お茶を飲みますか?」 と尋ねたら、反応なし。もう一度湯呑を渡しながら、 (私)「しゃべっていて咽喉が乾いたでしょう? お茶を飲むならどうぞ。」 と、渡したら、横の誰かに向かって (母)「せっかく話をしているのに、娘さんがじゃまをしてお茶を飲ませる。 腹が立って、腹がたって、仕方がなかったらしいですよ。」 なんて言いながら飲みます。 横にいた次男坊と、 (私)「お茶を渡したけん、腹が立ったみたいやね。でも飲んだけん、いっか。」 と、笑ってしまいました。 まあ、そんな感じで日々過ごしています。 夜中に呼び出されることなくなったので、それが何より。 漏れたときに備えて紙パンツをはいてもらっているし、ベッドにシートも敷いている。 ベッドの横にはポータブルトイレを置いているので、 夜中には、そこで用を足す。 大きい方のときには、トイレまで歩いていって、用を足す。 何か食べたあとは、歯を磨きにいって、気が済んだらベッドに戻る。 なんか、母のぶつぶつ話し声が聞こえてくる以外は、静かな毎日です。 これからまた、何か変化があったら、あの病院で相談すれば良い、とわかったので、 わたしにも、気持ちにゆとりができました。 では庭のようす。昨日撮った写真です。 姫ウツギの花が終わって、わさわさと新芽が伸びてきたので、剪定したんです。 外側は園芸ハサミでチョキチョキ。 下の奥の方とか、向こう側は、短めの高枝伐り鋏でカット。 切りカスをつまんで引き出せるのが便利です。 今日も庭に出て写真を撮るつもりでしたが、雨が降っています。 今日は、1日中雨が降るようですね。 ま、いっかー。
月齢20.0 ランタナ 炭酸水 2024.09.23 コメント(6)
雨、蝶、黒猫 2024.09.21 コメント(8)
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kororin912
好きなものがありすぎて、時間が足りず困っています。 そんな私の、自由日記。
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