今日は、10時に病院に行き、PCR検査をして、
その検査結果が出るのを待って、10時半に入院、という手筈でした。
母がいつごねたり、なんか漏らしたり、思わぬ事態が起きるかもしれないので、
早めに声をかけたら、あらま、すんなり車に乗せることができました。
それで、病院についたのが9時35分。
ちょっと早すぎるかも、とは思ったのですが、待機場所から電話したら、
9時45分に、検査技師の人がやってきましたよ。
母はおとなしく、車の後部座席にいたのですが、
PCR検査で、長い綿棒を突っ込まれたら、急に怒り出した。
プンプン!! でしたよ。
結局入院手続きは予定通り10時半から。
最初に、担当のお医者さんの診察があり、その時に、
「失禁があるねー。」
とおっしゃったので、びっくり!!
(えっ? 紙パンツはかせてるけど、ズボンの上から見えるのかな?)
と思ったら、その後また
「感情の失禁があるねー。」
と言われました。
母がなんか急に泣き出したときです。
感情が抑えられなくて、急に泣いたりすることを「失禁」というのですね。
初めて聞きました。
先生が、「みんなと仲良くしてくださいねー。」と言われたけど、
うーむ、母がみんなと仲良くできるかいな・・・?
不安になりました。
でも、まあ、あとはお任せするしかないですね。
診察のあと、母はすぐに病棟へ。
私は担当の看護師さんとの、細かい細かい面談です。
実に細かく尋ねて、メモしていかれるので、びっくり。
とても時間がかかりました。
そのあと、今度はソーシャルワーカーさんとの面談もありましたよ。
こちらも、実に細かく尋ねてチェックされ、
母が常々言っていた希望のことなども、受け止めてくれました。
実は、母は私に迷惑をかけるので、介護施設に入りたいと言っていたのです。
それで、在宅マッサージの人に尋ねてみよう、とも言っていました。
薬が効いているときと、幻と会話している時とでは、全く違います。
今週の水曜日に薬が変わってから、ちょっと頭がクリアになる時間が増えたので、
そんな話をしていたんですね。
それで、今回の治療のための入院は、ひとまず3か月を区切りにして、
退院後は、認知症の人も受け入れてくれる老人施設に入ることになりました。
今は、入りたい人が多く、順番待ちらしいので、
来週くらいに、うちの近くの施設に希望を出しておくといいですね、
との助言がありましたよ。
一度、デイサービスの体験で行ったことのある施設ですが、
その時には、母は「もう、行かん。」と言っていました。
※ご飯は私が作った物の方が美味しいし、お風呂の入れ方も、私の方が上手らしい。
だけど、もう忘れてるかも・・・
なかなか空きがなくて、三か月たっても入所できないときには、
入院期間が延びる、ということで、
もう、母はこの家には戻らないことになりました。
それで、帰ってきてから、家の中を少し片づけました。
介護関係の物品をいろんな場所にしまい(そのうち私が使うかも)
ベッド周りにたくさん並べていた物を片付けて、拭き掃除と掃除機かけ。
母の大量の本をどうにかしないといけないし、
衣装類もたくさんある。(一番多いのは着物。さらに発見しました)
いろんな国に旅行したときに買い集めた高そうな物なんかも、大量。
そんなのは、ボチボチ片付けます。
これは、帰ってきてから撮った玄関の写真です。
最近は、母は庭の花に関心が持てないみたいだったからなぁ。
せっかく咲いているのに、見ようともしないままの出発でした。