テーマ:暮らしを楽しむ(388359)
カテゴリ:手芸・工作など
短歌会に入ったのは、確か5年くらい前。
お寺で月に一度開かれている短歌会で、そのお寺の檀家さんが中心メンバーでした。 ただ、ずっと指導をされていた短歌の先生が90歳過ぎでとうとう亡くなられてからは、 自分たちで講評しあう短歌会になっています。 中心は、そのお寺の坊守さん(住職の奥さん)で、 いつも、美味しいお茶とお茶菓子を出してくださいます。 それで、私は何か作った物をお土産に持っていくのでした。 せっかく短歌を作るのだから、記録に残しておこうと、歌集を作っています。 題は「姫沙羅(ひめしゃら)」。 庭にあった大好きな木だったのですが、駐車スペースを広げたときに、 移植せず、伐りとってしまいました。 この歌集を見るたびに、その木のことを思い出します。 今は、十二冊目に書いているところなので、それはまだ二階に置いてあります。 表紙は、友禅和紙とかイタリアのROSSI製の装飾紙を使っています。 中には、1ページに一首ずつ、筆ペンで私の短歌を書いていますよ。 詞書(ことばがき)をつけたら、ちょっとした日記みたい。 この短歌に読んだ文鳥たちは、もう老衰で亡くなってしまったのですが、 この短歌を見るたびに、その頃のことを思い出します。 写真を見るのとは、また別のなつかしさですね。 この形式にする前は、このような薄いノートに万年筆で書いていました。 でも、せっかくだから、当時はまっていた「和綴じのノート」に筆で書くことにしたんですよ。 和綴じにもいろんな方法がありましたけれど、 私の場合、縦に4つ千枚通しで穴をあけて刺し子の糸で綴じたものがほとんど。 ただ、この方法だと、背表紙の近くは、しっかり固定されているので、 書くときに、真ん中があけにくい。 それで、その後は粘葉装にしています。 粘葉装だと、きれいに左右に広がるので、とても書きやすい。 仮名書道教室に通っていた頃に大量に買い込んでいた「料紙」を このノートに使ったので、筆ペンで書いてもにじまないんですよ。 (表面が、胡粉などの交じったドーサ液で処理してある) 高い紙なので、そのまま捨てるのはとても勿体ない。 こうして、歌集に作っておけば、私が昔を懐かしむのに使えます。 思いついた短歌を書き留めておき、どんどん添削していくときには、 料紙を使うともったいないので、 100均の方眼用紙と100均の色紙で作ったメモ帳を使っています。 これも、粘葉装にしています。 粘葉装のお話 最後に、昨日の晩ご飯ね。 今夜は、長男の晩ご飯当番の日。 何が出てくるか、楽しみです。 週に一度だけですが、夜の支度をしなくて良い、となると、 とてもゆったりした気分になります。 さて、今からNHKの「歴史探偵」を見直しましょう。 これまでの「歴史探偵」は、全112話らしいですが、 NHKオンデマンドで見ることができるのは、89話。 その違いは何なのか、気になります。
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