オレンジ色の陽だまりの中で

人にはそれぞれ　名前　がついている。

小さいうちは○○くん・○○ちゃんと、きちんと名前で呼ばれるのに

大人になると名字で呼ばれたり、○○くん（子供）のお父さん・お母さん　なんて

呼ばれたりする。

せっかく名前が一人一人全員についているのに

名前を呼んでくれないなんて、なんだか残念でしょうがない。

ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」の歌を聴いたとき

あまりの素晴らしい歌詞に心が震えた。

それからあたしは名字で人を呼ばなくなった。

誰でも名前を呼ばれて嫌な気になる人なんていないはずだから。

どんなに年配の人にも「○○さん（名前）」と呼びかける様になった。

そうすると呼ばれた人はとても照れたように可愛らしい笑顔を見せてくれる。

あたしはそんな顔が一番好きだ。

みんなも一度呼びかけてみて

とびきりいい笑顔で振り向いてくれる人がいるはずだから