530453 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

しかたのない蜜

しかたのない蜜

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ユミティ

ユミティ

フリーページ

お気に入りブログ

運命が開ける選択の… キャシ 天野さん

静岡金欠バファローズ タカぴー☆1111さん
よもだ 悠游さん
Nonsense Story ふーたろー5932さん
月夜巳の屋根裏部屋 月夜巳さん

コメント新着

佐藤YUKI@ 初めまして。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 学校卒業したら、急に出会いが減っちゃっ…
佐藤YUKI@ 初めまして。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 学校卒業したら、急に出会いが減っちゃっ…
ユミティ@ Re:銀魂4年目延長を(09/25) アブさん  私も延長してほしいです。 …
アブ@ 銀魂4年目延長を 銀魂あと半年で終わることに反対、あんな…
2008年09月13日
XML
カテゴリ:小説
『まあ、ちょっとは俺の下心もあったさ』



『下心って?』


『どうしてもお前といっしょにいたかったんだ。ほら、久しぶりに再会した晩の
こと覚えてるか?』


 そう言って勇作は明かしてくれた。

 玲が大学進学をきっかけに実家を出たことは知っていたが、時折おもかげを求めてその周辺を散策していたのだと言う。
 そんな時、偶然ふたたび出会うことができたのだ。


 俺、ストーカーみたいだろと自嘲する勇作に、玲は不思議に思って訊ねてみた。


『どうして先生、俺の住所両親に訊くなり何なりして尋ねてくれなかったんです
か? 先生なら喜んで俺合ったのに』


『不安だったんだよ。お前の迷惑になるんじゃないかって』


『どうして? 何が不安なんですか? べつに俺、先生のこと迷惑なんて思ったりなんか……』


『お前、俺にヌード写真撮らせてくれって言われた時、どう感じた?』


 そう問い返されて「あっ」と玲は口をつぐんだ。



                                     つづく




ポチっと押していただけると嬉しいです!

↓ ↓ ↓

blogRankingバナー


にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年09月13日 13時48分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X