みずき舞「愛荘町合併記念」コンサート
2006年最後の遠征ということで、舞ちゃんの地元・滋賀県愛荘町まで公演を観に行って来ました。JR能登川駅で待ち合わせた友人とタクシーに乗り合わせて、舞ちゃんの「生まれて育ったところ」を走ること十数分。会場の「ハーティセンター秦荘」に到着する。16:30。予定通りコンサートが始まった。一曲目のイントロが流れてきた途端、私は驚いた。「これ「折鶴」じゃないか!?」。先月、十条にて行われたあかぎてるやさんとのライブでこの曲を歌ったことはネットの情報で知っていたが、正直意外であった。目が覚めるような真っ赤な色のドレスで、舞ちゃんが登場した。聴衆が熱心だと、意気に感じて舞ちゃんは燃えてくれる。この日もいい表情だ。歌っている途中、イヤリングを落としてしまう。「お金が貯まらない耳たぶしてるんですよね」って(笑)。観客から差し入れが入る。その中には、なんと一万円札で作ったレイが!どうやら、お金には困らないみたいですなぁ(笑)。この日はクリスマスイブということで、小さい頃のクリスマスの思い出という話題に。舞ちゃんにとってクリスマスは、年に唯一「自分の好きな物をおねだり出来る日」ということで、サンタさんにお手紙を書いて欲しい物をお願いしていたそうで、その手紙も下書きをして、清書し直して出していたとのこと。買ってもらったおもちゃは、大事に遊んでいたそうです。7曲目は伍代夏子さんの「水なし川」。夏子さんの歌を歌うのを聴くのは初めて。いいですねぇ。ここで舞ちゃん、一旦奧へ。その間、田島久美さんが登場して「泣いたらあかん」を初め三曲を披露。舞ちゃんが「彦根のお母さん」と慕っているという、新吉野流の殿村さんの舞踊と続き、休憩へ。後半は、薄い藤色の着物で登場。この着物も夏子さんからいただいたものだそうです。ご存じの通り、着物を着て歌うようになった舞ちゃん。曰く「最後の帯締めで「みずき舞」が完成する」とのこと笑)。それにしても「夢ゆらら」って、和服で歌うとすごくいいですねぇ。「雪見障子に紅柄格子」が立ち並ぶ冬の街を、好きな男の人と一緒にしやなりしゃなりと歩いていくって粋なシーンが思い浮かぶのですよ。「夕なぎ岬」の後、先日NHK「サンデージョッキー」に出演したときの話し。堺すすむさんと番組の合間にお話したとき「舞ちゃんから剣道を教えてもらったが、小手と突きしか教えてもらえなかった。な~んでか」と謎かけをされてしまい、歌う前なのに気になってしまったそうだ(笑)。舞ちゃんは、分からないと気になるタイプで「いつもお会いするたびに「な~んでか」と言われている」らしい(笑)。(ちなみに答えは「面倒(面と胴)になっちゃった」から)「あなたがそばにいるだけで」からの三曲では、客席に降りていっての握手。私も握手してもらいました(≧▽≦)ラストの「大和撫子」を歌い終わった後、アンコールが起こる。再び歌う「大和撫子」は、観客みんなとの大合唱となりました。実に暖かいコンサートで、2006年最後の遠征がこの公演で本当に良かったと思いました。☆セットリスト*前半*1.折鶴(千葉紘子)2.恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)3.アカシヤの雨に打たれて(西田佐知子)4.星の流れに(菊池章子)5.津軽の花(原田悠里)6.大阪つばめ(石川さゆり)7.水なし川(伍代夏子)8.千年の古都(都はるみ)9.なんでやねん10.天城越え(石川さゆり)11.泣いたらあかん(9~11・田島久美)*後半*12.夢ゆらら13.夕なぎ岬14.あなたがそばにいるだけで15.長いつきあい16.東京がきらい17.北行路18.大和撫子*アンコール*19.大和撫子