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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2018.05.13
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カテゴリ:アート!

今日は世界中で母の日。
頑張っている世界中のお母さんおよび女性たちを心から応援したい。

ウルビーノの街は、丘陵に作られているので上がったり下がったり。


旧市街の通り


レプブリカ広場からすぐのラッファエッロの生家に行く手前右にサンフランチェスコ教会がある。
観光客もあまり入らない地味な教会だが、実はここはウルビーノの街のパンテオンともいえる所で、
ラファエッロの両親を始めとして多くのアーチストたちのお墓が入っている。
(ご存知のようにラファエッロのお墓はローマのパンテオンにある)

ドウカーレ宮殿横の大聖堂は近年のイタリア中部地方の地震によって被害があり、現在修復中。
ドウカーレ宮殿前のサンドメニコ教会はファッサードが綺麗だ。

ラファエッロ生家は、お昼休みがあるので注意。
実際に彼が生まれた家を
*当時の家がどんなものであったなど*を見るのは楽しい。
ラッファエッロのお父さんはやはり宮廷画家であったのだが、実際にはお父さんの家族はこの近郊で生まれたらしい。お父さん家族がウルビーノに入って来てここに家を持ち、たまたまその裏にラッファエッロのお母さんの家があったということになるようだ。で二人が一緒になったので、家は現在二つの家が合わさったような形になっている。
内部はラファエッロの最初のフレスコ画と言われる聖母子もあるが、大部分は彼の作品のレプリカが置かれている。当時の食事場所、お台所や家具(ラファエッロの家族が使ったものでないにしても当時のもの)や家の内部は興味深い。ラッファエッロの頭骸骨のレプリカや彼の骨が1700年代に見つかった、そのデッサンなども。

現在は1869年代創設のラッファエッロアカデミーがこの生家も経営していて、様々な会合や展覧会がオーガナイズされている。今はゴヤのエッチングが30点ほど展示されていて、これも良かった。


ラッファエッロ生家正面



ラッファエッロ通りをまっすぐ登っていくと、ローマ大広場に出るが、そこにラッファエッロの銅像が立っている。そこから左に上がっていったところが、展望台になっている。

ラッファエッロの銅像


ラッファエッロ通りに戻り、生家を過ぎた所右に折れてすぐ左、ポスタヴェッキア通りを右に入るとフェデリコ バロッチ通り。(やはりウルビーノ生まれでここで亡くなった画家。時代はマニエリスム。お墓はサンフランチェスコ教会に入る)この通りの奥に小さな教会がある。

オラトリオ デイ サンジョヴァンニ バッテイスタ。洗礼者ヨハネ礼拝堂。内部は小さいながらゴシック時代の素晴らしいフレスコ画が保存されているので、興味とお時間があったら是非。

サンジョヴァンニバッテスタ礼拝堂正面


ちなみに大祭壇の壁に描かれているのが、キリスト磔刑のフレスコ画、大祭壇に向かって右に描かれているのが、洗礼者ヨハネのお話になる。画家は、ローカルのアーチスト、ロレンツオ サリンベニとお兄さんヤコポ。描かれた時代は1400年代初め。細部に注意すると、犬が頭を掻いていたり、子供たちが喧嘩をしていたり、兵士たちがサイコロ遊びをしていたり、エレガントな当時1400年代初めの恰好で馬に乗っている騎士たちがいたりと磔刑に関係のない部分が非常に楽しい。


大祭壇のフレスコ画キリスト磔刑


フレスコ画細部

ラッファエッロ生家 casa natale di Raffaello
via Raffaello 57
tel. 0722 320105
月曜日から土曜日 9時から13時および15時から19時まで
日祝日 10時から13時および15時から18時まで
チケット 3,50ユーロ

洗礼者ヨハネ礼拝堂 oratorio di san giovanni battista
via Barocci
tel.0722 910259     347 6711181
月曜日から土曜日 10時から13時および15時から18時まで
日曜日 10時から13時まで
チケット 2,50ユーロ



 

 

 

 

 






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Last updated  2018.05.13 17:12:34
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