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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2021.03.02
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自分の住む地域の再認識のひとつとして、最近古代エトルリア文化
についての本をいくつか読んでいる。

ちょうど、ローマにあるエトルリア博物館の館長さんが推薦本を
いくつか挙げてくださったので、そこから何冊か本を注文してみた。

一番気に入ったのは、子供用に書かれた本だった。
絵が沢山入り、とっても分かり易くて楽しかった。
今はマリオ トレッリという、近年亡くなった有名な考古学研究者の
エトルリア人の歴史という本。

エトルリアは、現在もエトルリアと呼ばれる地域がちょうど
フィレンツエを流れるアルノ川とローマを流れるテヴェレ川に
挟まれる場所だから、そこに限っていると思うイタリア人が多い。

ところが、エトルリア人はいろんな場所に進出したために、
例えば、北イタリアのパダナと呼ばれる、ボローニャから北の
ポー川の領域や、
またラツイオ州南部からカンパニア州にかけても、エトルリア人
が関わっている。

そのため、あのポンペイも、実はエトルリア人の街であったと
いうことが分かっているし、また
マントヴァは、エトルリア人の冥界の神マンスに関わる名前から
来ているという。
マリオ トレッリ氏の本に依れば、マントバは、ペルージャ出身の
英雄、アウクヌスが創設したとか。

びっくりでしょう。
だから勉強はすればするほど、いろんなことがつながってきて
楽しい。
今の時期はそうやって自己啓発活動に励もう。

追記:
本は読んでもすぐに忘れてしまい、また再読しなくてはいけない
のが最近は悲しい。

エトルリア人の富は彼らの鉱物抽出に依るものであったことは
良く知られている。
ナポレオンが流されたエルバ島は、昔、エトルリア人の鉄鉱山があり、
鉱物鋳造のための多くの煙突からの煙がすごかったらしい。
鉄鉱山については最近まであったのだが。
そこで、ギリシャ人たちが、この島のことをアイタリア、つまり
煙がすごいという意味らしい、と呼んだとか。





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Last updated  2021.03.09 22:54:14
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