New Yorkのtaxi事情。
今日は、New Yorkのタクシーのお話日本と比べて、アメリカのサービスはよくないと言いますが、タクシーも同じダーリンは、遠征で空港に行ったり、上司と飲みに行ったりする度にタクシーを使うそうなのですが、彼曰く、New Yorkのタクシーはアメリカの中でも特にヒドイみたいです去年の11月、ダーリンに会いにNew Yorkへ行った時に私も数回ほどタクシーに乗ったのですが・・。運転手さんがケイタイで話し出したり、突然、タバコを吸い始めたり、行き先を「43rd st.まで」と伝えたのに間違えて34th st.で降ろされそうになったしそのくらいならまだ許せるのですが、一番驚いたのは、最後降りる時にお金と一緒にチップを払ったんですが、「こんなチップ、少な過ぎる」と、文句を言ってきたんです少なめに払ったわけではなく、ダーリンがいつも払っているチップと同じ額を渡しただけだったのですが・・・。チップって、受けたサービスに対して「ありがとう」という気持ちを込めて払うもので、もちろんサービスによっては、支払わない時だってあるし、気持ちのいいサービスを受けたらその分、多めに払うこともあるし。。チップの値段を決めるのは客側であって、もらう側が「少な過ぎる」と言うのはおかしいですよね。。この時のタクシーの運転手さん、タバコは吸うわ、行き先を間違えるわで、決して、いいサービスを受けたとは感じなかったのですが、チップをあげないのも悪いよね・・ってことで、払ったんです・・。さすがにこの運転手さんの態度には、ダーリンも私も驚きましたこんな感じで、タクシーの運転手さんと揉めることは、多々あるそうで・・。先日、ダーリンと上司が、ヤンキーズスタジアムで1台のタクシーを拾った時のこと。。上司の家経由で、ダーリンの家で降ろしてもらうようにお願いをしたそうなんですが、2ストップになる時は、ほとんどの運転手さんが高い値段を請求してくるみたいなんです。なので、「初めに○○(上司の家)で1人降ろしてその後に○○(ダーリンの家)で降ろして」と言い、2ストップで$50と交渉したそうです。最初に上司を降ろし、その後、ダーリンのアパートに着いてお金を払おうとした時に「2ストップだから$65ね」と言ってきたそう「いやいや、初めに$50って交渉したじゃん」と言っても「そんなの聞いてない」の一点張り。ダーリン曰く、こういう事はよくあるそうです。おまけに「2ストップで遠回りしたんだから$65は当然だ」と言ってきたそうあきれたダーリンは、運転手さんに「あなたはこれからも、お客さんを拾いにヤンキーズスタジアムに来るんでしょ?僕の会社の社員は、よくスタジアムからタクシーに乗るけどもしこの事を他の社員に話せば、みんな、あなたのタクシー会社を利用しなくなるかもしれない。ここで$15ケチるだけで、この先$50の客を失うことになるんだよ」と、熱く語ったそうです・・・。笑それでも「そんな事、どうでもいい」と運転手さんは言ってきたそうで、「じゃあ、名前とビジネスカードをくれ」とダーリン。「名前は教えられないけど、ビジネスカードならあげる」と運転手さん。最後に「ナンバープレートの写真を撮るから待っててくれ」と言うと、意外にも、親切に待ってくれたそうです。笑ダーリンは、ナンバープレートを携帯で撮るフリをし、その後、タクシーは去っていったそうです「そこまでしたのに、何で最後は撮るフリをしたん?ホントに撮ればよかったのに」と言うと、「写真撮っても、別に訴えたりせんよ。次に同じようなお客さんが乗った時に少しでも考えてくれれば、と思って」とダーリン。ダーリンは、サービスに対してクレームがある時はよくこうして、相手の非を冷静に語ることがあります。私がアメリカにいた頃も、あるお店でひどいサービスを受けてカンカンになっている私の隣で、突然、ダーリンが冷静になって店員さんに語り始め、最後は、ダーリンが店員さんに感謝された、という事があり、「この人スゴイな・・」と驚いたことがあります。ダーリンとケンカになったことがないのも、きっと、こうしていつも冷静でいられるダーリンのおかげなんでしょうね・・。私も、もっと大人にならなきゃなぁ