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早くいかなきゃという一心でバス停まで走った。大学のバスは2キロあまりをタダで走るため、パソコンやヘッドフォンを常備している僕にとっては乗れるかのれないかは死活問題だ。しかし午後八時のバスには人が多く、結局歩くことにした。僕は音楽大好きなわりに移動中は音楽聞かないのでよくまわりをみわたすのだが、ふと空を見て気付いた。星があまり見えないのだ。山口で夜ドライブして途中車を停めて休んでいたとき、なぜか星空を見ていた。まるでまるでプラネタリウムにいるかのようで数え切れないほどの星が今にも落ちてきそうだった。本来、プラネタリウムをみて星空のようだと言いたいのに、星空をプラネタリウムのようだと思ってしまった自分を悲しく思ってしまった。いままで山口にいる頃は気づかなかったコトのひとつだ。また帰ったらゆっくり星空でも見ようかな。