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2008年05月28日
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今日は、千葉のフィックス手前のクライアント先に行ってから、青山で新規クライアント紹介という運びになった。
個人的に事業展開が思わしくない方向に進んでいる近況だったので、しこたま飲んだ。
青山では、仲良くさせて頂いているクライアントから、HPを作りたいという新規クライアントを名刺交換、ご紹介という運びになったのだ。

お酒も入った勢いで、いつもの調子でベラベラと喋ってしまった。

ぶっちゃけどのぐらいの予算を希望していますか?
そう訊くと、クライアントさまは、躊躇なく金額を答えてくれた。

正直、受注できる最低金額だ。

でも、いろいろと話してる中で、安く請けるのって良くないね。
という話しになっていった。

HP業界も同じだと思う。
月人工、最低でも60万は掛かる業界であっても受注している金額はそれ以下で請ける団体や個人が圧倒的に多い。

納品までには、平気に2~3か月かかるくせに、5万とか、10万とかっていう金額で平気で受注を請ける。

今日の新規クライアント様のいった一言。

「安く請けることがめぐりめぐって、自分の子供たちの首を絞めていることに、気がつかないのかね。。。。。」

重い一言である。

自分の子供がHP制作会社をやりたいといえば、否定は出来ない。
ただ、自分の子供がクライアントの為を思って、価格競争に勝つべく、安く請けることには、賛成できない。
でも、請けなくては喰っていくこが出来ない。受注するためには、安く見積もざるおえない。他社が圧倒的に安価で見積もるからだ。


夜もなく、昼もなく、働き続けるしかない。

ボクは、自分の子供達の世代が、適正価格で競争できる社会を作っていきたいと願っている。

その為には、安価で、幼稚な見積もりを出す同業者の撤退を願って止まない。

撤退するのは、ボクか?

仕事のクオリティが価格に勝てるような消費者社会の到来を願っている。





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Last updated  2008年05月29日 00時40分34秒
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