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カテゴリ:発明・起業
私は何件かの(起業)事業を立ち上げてみました。
その立ち上げ方を紹介させていただきます。 第一段階 ○ アイデアをランダムに出していく。 ・アイデアはいつ出てくるか分からないので、眠る時もメモとボールペンは必ず持っていた。 ・アイデアに差別せずに、ビジネスアイデアだけに拘らなかった。 ・経理帳簿のように、日付、アイデア名、コメントを記入した。 ・数を出していった。約200件。 第二段階 ○ アイデアを審査し、選択していく。 ・アイデアの中で気になるものに印を着ける。 ・何度か印を着けた中から、(第2次通過と記入する) ・その中から第三段階へ進めるものを決定する。 第三段階 ○ 実行する。 ・事業プランをたてていく ・具体的販売先をイメージする ・テスト営業をする。(名刺等作成し、市場に問いかけ行動をする。) 第三段階までやり、6ヶ月で判定を下す。 スクラップ&ビルドを決定していく。 この方法を実施しての成功確率は20%程度であった。 事業を経営している人がよく口にするのは、「千三つ」と言われる。 千件発明品があれば、3件がヒットするという格言である。 成功確率を上げるために、各企業は努力を重ねておられる。 先日、ある大手電機メーカーの社長就任会見で語られた文を紹介しよう。 「かつては、戦後の隆盛期には商品を10件出せば、3件から4件ヒットしたものです。 現状を見ますと、10件製品化して、1件ヒットが出ればいいくらいの社会情勢となりました。・・・」 1割のヒット率。プロの集団がトライアル&エラーを繰り返しても、この程度の成功率なのである。 もし起業を立ち上げるのなら、この現実を知り、検討する事をお薦め致します。 しかしながら、10回トライアルすれば、1件成功する可能性があるというデーターとも受け取ることもできる。 ある時電燈の研究で、失敗続きに嘆いた研究者に、「こうすれば失敗することがわかったんだよ、だから、段々と成功に近づきつつあると私には思えるのだが・・・」とエジソンは語ったと言われる。 辛抱できない人は始めからやらない方がいい。 ベンチャーとは、アドベンチャーなのである。 七つ転んで、八つ目に起きる。その現実に耐えうるものが、勝利するのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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