豊かさと幸福な関係

「自分の考えるとおりの人生になっていく」　　１

人生は他律的であり、環境が支配するもの。
そう信じて生きてきた。

科学主義の申し子でもあった私には、自分が考えることが、アラジンのランプを擦るように上手く実現することは無いと考えていた。極自然な常識であり、一面の客観的真実であろう。

失敗の経験や、時に小さな成功、苦しさ、悩みを、ウンとたくさん持って人生を歩んできている。
「苦しい人生を願っていない」と思うが、その通りに展開していくので、
苦悩をイメージとして貯えたり、「口癖で言う」内に、良い事も悪い出来事も同じような比率で起こってきているとも思える。

冷静に考えてみると、「自分の思うとおりの人生になっている。」この事実に気付くのである。

何か損をしていたとも思えてくる。

単純な思い違いを死ぬまで繰り返す前に、分かっただけでも幸運かもしれない。
これからは、この真実を活かす方法を実践してみよう。

お蔭で、七転び八起きの結末を迎えそう気がする。「ラッキー」と声を大にして叫んでみたい。

願望実現系の本を読む事も少なくなるだろう。

やっと身勝手な生き方も卒業できつつある。
人への迷惑をかけない様にも、考える常識を備え始めている。
だから神様もそろそろ、少しは「成長したご褒美」に許可を与えてくれたのだろうか？と感謝している。

結局、「幸せ」についてもおぼろげであるが、分かりかけてきている。
成功法則の意味も理解できつつある。
必要とするものが、自分においては少しずつ変わってきている。

人生は上手くしたもので、その時々の自分のレベルでは、乗り越えにくそうなハードルを用意しているようだ。

つまり次なる目標と言えるだろう。
その目標を今は語りにくい。
この状況を少しの間、遊楽の気持ちに任せ、眺めていきたい心境になっています。・・・