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カテゴリ:ライフスタイル
人生のパートナー 1、デールカーネギー
いつデールの本を読んだかはっきりとしません。 就職してからだと思います。 20歳の後半であったのか、そのような曖昧な記憶です。 カーネギーの考え方が人生の道標になることは、予想しませんでした。 多くの読書の内の一つに過ぎないと、その時は考えました。 人生をよりよいものにしたい、それは結婚を真剣に考えていた時期と重なっていました。私にも結婚は大きな出来事でした。 人付き合いにもそろそろ慣れ、仕事も順調であったと記憶しております。 唯何か、自分の生き方に不満も感じていたのは事実です。 デールの本は衝撃的というより、ごく自然に自分の心に浸透していきました。 書かれていることは、「客観的な観察」と言えるでしょうか。 同時にモラルの指標も示していた気がしました。 迷いの多い人生の中で、一条の光の存在と言えば良いのか、少なくともデールの考え方は、納得のいく、自分にも実行できそうな極々優しい内容です。 行動に主体を置く彼の考え方は、次第に自分の人生に及ぼす影響が、大きなものとなっていきました。 何よりも、行うと幸せに繋がる予感があったのです。 この点が、長い間、彼の言わんとする提案に同調する理由です。 「自分の中に優しい言葉を閉じ込めず、まだ相手が、眼が見え耳も聞こえる内に、その思いやりと言う宝石を与えなさい。」 この言葉を見て、老いた両親をイメージしました。 それ以降忘れず、言葉やプレゼントをするように心掛けました。 父は亡くなりましたが、気持ちは今も清清しいものがあります。 もし、そのようなお年寄りの知り合いや、肉親がおられるならば、拘りを捨てられ、 この宝石の「思いやる心」を、是非お薦めしたいと考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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