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カテゴリ:人間関係
人生のパートナー 3 ミセスアリス氏
私は倶楽部仲間と、神戸市内で英語実習研修をしていた。 高校生のESS活動の一つである。 12月の温かい日差しの中、何人かの英米人に話しかけてみる。 Excuse me but may I please speak to you for a moment? 「Sure I will」 「少しの時間お話させていただいてもよろしいですか?」 「勿論、いいですよ」 このような決まり文句で、話しかけた人が、ウィリアム婦人であった。 クリスマスの頃に、倶楽部のメンバーと一緒に、ご家庭にお伺いできますでしょうか? 驚いた顔をされ、間をおき、「ええ、いいですわ」と肯定の返事を頂けた。 「クリスマスは予定があるので、26日でしたら結構です。」 この人との出会いの始まりであった。 神戸の北野異人館街に邸宅はあり(社宅だそうだ)、当日は、ご主人が玄関前まで出迎えていただき、温かなパーティーを開いて頂いた。 程なく韓国へ転勤になる。 旅立つ前にこちらから、日頃の御礼の意味で、修学旅行のお土産を渡し、別れの宴となった。 その時色紙に書いた言葉が「良心はよき枕」であった。 それから自分の心へと、少しずつその言葉は占めるようになって来る。 尊敬できる人との出会いは素晴らしい。 わずか1年足らずのお付き合いでしたが、印象に残る婦人でした。 大統領からもフレンドシップが優れた人として、感謝状のようなものを受けたとメードさんが言われていた。 なるほどそれに値する、優れた人格を備えた人であった。・・・続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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