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カテゴリ:仕事術
無借金経営 仕事術
○ 事業経営は種から ○ 価値ある種は、お金を引寄せる さて、事業や店舗を始める時は、先立つものが必要である。 お金である。 自分で節約したお金や、友人、知人に借り入れを頼んだりする。 事業の初期に見かける風景である。 誰でも創業期に、潤沢に資金がある人は稀である。 だからお金の有り難味が痛いほど知っている。 金融機関との付き合う動機の一つは、借り入れを当てにしている場合も多い。 人はその形から、人間が支えあっている象形文字から来ているとも言われる。 その譬えの通り、人類も生まれた当初は、母親の助け無しには生きていくことはできない。 やがて成長し、独り立ちする。 独り立ちした姿が、企業で言えば「無借金経営」の自立した姿なのだろう。 一流企業は無借金経営へと脱皮していく。 事業をお考えの方は、この基本「無借金経営」を目標に置くことをお薦めします。 創業期の一番苦しい時は、誰も相手にしてくれず、自分で自立したのを思い出してください。 それが本来の商売をする「あるべき姿」なのだと強く考えています。 倒産した企業は、必ずしも事業に失敗したからだけとはいえない面があります。 借りたお金を返済できなくなり、「倒産」の形式をとり、社会から埋没するのです。 借り入れはくれぐれも、慎重にして下さい。 代々続く商売を継承する老舗の家訓に、「借金をするべからず」を、一文に加えるところもあるのです。 「お金が調達しにくい時よりも、金融機関が争って貸付を勧誘する時に注意をせよ、 企業は順調な時に大きな失敗を犯しがちである。」 ヘンリー・フォードも事業経営が順調になりかけた時に、このように自分を戒めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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