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「愛とは」 2 ライフスタイル
○ 無条件である ○ 真理である ○ 与えるものである 愛は混同されがちで、その提唱者であるキリストも、誤解を解くために一生を捧げたとも言えるのだろう。 「愛が失われる」「愛することは苦しい」「何故愛してくれないのか?」・・・ 色々あるが、愛の定義から外れているので、愛とは別の次元の錯覚を、愛と思い込んでいるのだろう。 恋人に去られた人が、時に口にする言葉の中にも、この種の勘違いがある。 そして非常に苦しまれる方もおられる。 私から言わせれば「どうぞご勝手に苦しんでください。」と思わず言ってしまいそうになる。 だから仏教では、「愛」を重視しない。 慈悲の心を重んじる傾向が強い。 さて仏教が軽んじる愛には、確かに醜い不純物が混じる傾向がある。 キリストはこの純粋な精神「愛」について、どう説かれたのであろうか。 私達はその教えをバイブルから読み取ることができる。 愛は無償である。見返りを求めない。 例えば、母がその乳飲み子へと注ぐ感情が愛に相応しいと解説している。 (山をも動かす)「奇跡を起こす信仰心があっても、愛がなければ、無意味である」とも説く。 つまり愛は、素朴であるが同時に、崇高な精神の状態でもあるのだろう。 綺麗な人を愛するのは自然である。 その妙齢の美人が、白髪が目立ち、目じりに皺をよせ、老婆のようにタラチネになったとしても かわらない、崇高な感情が「愛」に相応しいのでしょう。 廃れるもの全ては、現実的な幻想であった気が致します。 大島渚監督とその夫人の闘病日記が、新聞に掲載されていました。 「苦しみの最中からようやく知ったもの」それが、老境に達しても廃れないもの、愛の本質だったのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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