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カテゴリ:ライフスタイル
「安定は不可能?」 ライフスタイル
○世界は変化し続ける ○自分が変化へ適応する 私達は安定を求める志向は極めて強い。 「東京大学卒業者が群がる企業は、余りお勧めできない」と、その大学の出身である経済評論家は語っていた。 「就職する時点で最高の給料が出せる企業は、その時が絶頂期で、『月満ちれば欠ける』の譬えの通り、下り坂へ向かう企業が多いだろう」という趣旨であった。 その根底には「諸行無常」の法則が働いている。 ありのまま世界を眺めると、成功列伝に名を連ねる人たちは、名前も知られず、下町の工場や、ガレージの一角を改造して、始めた起業によって、大事業をなしてきたのである。 だから一番確実な経済人生は、「立志」することなのだろう。 つまりどのような状況にあろうと、「稼ぐ実力」を身につけた人が、終生お金に困らない、黄金の法則を捕まえた人になるのであろう。 そのためには、「安定に安住するなかれ」を規範にすべきであろう。 六本木や丸の内のビルに憧れる内は、成功者になるのは難しいであろう・・・ つまり綺麗なビルで勤めたいと考えるうちは、一生をサラリーマンという 管理社会の中で過ごさねばならない。 人間には向き不向きがあり、その様な生活が楽しいと考える人も大勢おられる。 ライフスタイルの違いだから、人がどうのこうのと批評する必要もなく、価値観の多様性とも考えられる。 変化への道は厳しい「適者共存」の行き方が現実であるが、時にはその事実を、人間の気持ちは否定したくなり、抵抗を試みたり、安定へと逃げ場を求める。 何故この様な世界に自分がいるのかと、考えることもある。 私たちの内面の動きと、世界を流れる法則が一致する時に、私たちの人生は、スムーズに進んでいくのだろう、上手く行かない時は「気付き」の時であるから、間違いに気付けば、正しい道を歩めばいいことは誰でも知っている。・・・そのはずなのだが? それが、各人に課された、人生の課題なのだと考える秋の夜長です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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