豊かさと幸福な関係

「人員整理」　　　　　　　　仕事術　　　　　　　　

○　不幸を検討する
○　救済法を考える
○　企業の存続の意味を考える

日本では、解雇される人よりも、直接人員整理に携わる人事担当者が、苦労すると言われる。
一方、欧米では解雇される人が、胃潰瘍に悩まされるといわれる。
異なる風土がある。

業績の悪い大手企業では、早晩人員整理が行われる。
最近では大都市の自治体も危機的状況なので、やがて、官営版リストラが行われるだろう。

大企業や官庁に勤めている人は、９０％以上の人が、現状より低賃金の条件での転職を余儀なくされていく・・・
辛い現実は続き、再就職のできない人が、多くハローワークへと駆けつけ失意の中、適職が見つからずその建物を後にする。

大変気の毒である。

世界の真実「安定は不可能」が現実化し、慌てふためく姿が見られる、当に人生は経済地獄の罠に嵌まり込むようである。

自立とは何か、適当な答えが見あたらないまま、貧窮が日常を覆う。
現実的な手段として、大企業の救済策に頼らねばならない。
その意味で人事担当者の救済の精神は、大きな社会への貢献となっていくことだろう。

１、計画的に離職方法を伝えていく
２、一時的経済的支援、退職割り増し金などを実施する
３、再就職支援を諦めずやり続ける

だろうか・・・
ここから先は、業績が悪化し離職せねばならない、貴方たちの責任ではあります。

人生は常に危機の連続です。
ゆめゆめ、「安住は求めて得ることができない」と知ることなのか、とも思えます。