豊かさと幸福な関係

商売の基本はギブアンドテーク　　　　　　　仕事術　　　　　　　　

○順序を間違えない
○ギブが先でテークが後である。

商売人は日夜売り上げ向上に、頭を悩ませている。
「生活がかかっているからね～～」と笑いながら語りかける愛想のいい人もいる。
その通りで、お客様が商品を買ってくれなくなれば、お手上げである。
それは、嘗ての農民が、日照り続きで干天の慈雨を待つ姿にだぶる。

「お客様は神様」であるといって、神棚を祭られる商店もある。

つまり商売は人間の思い通りに展開しなくなる時に、神頼みや占いに頼る姿は世の常とも言える。

そこでそれらの不測の事態とは別の恒久的な繁栄手法を考えてみよう。

実に単純な法則「ギブ＆テーク」の原則を知り、商売に活かされるのはいかがでしょうか？

ギブとは、先ず相手にとって必要な情報を提供することである。
時には、相手の商売や悩み事を解決することに尽力することである。
子供の教育、老親の介護、結婚相手を探すとか・・・

商売に関係ないところで、本当の商売は動くのである。
つまり商売の黄金律とは、商品を売る「当然な出来事」とは違う次元で行われていく。
親切な人が成功者に多いのには理由がある。

それは、相手が困っていたら、「助けてあげる。」プラスアルファーの努力を惜しまないのである。
その姿を皆が見ているのである。

商売とは命を繋ぐ、生活の糧を得る手段である。
だから、その家族のエゴを超えた次元に達する人たちに、繁栄の女神は常に微笑みかけるのである。

だから、ギブを常に考えて御覧なさい。
きっと遠からず、貴方がしてもらいたい。「商品を買ってくれる」ことを、相手は喜んですることでしょう。