豊かさと幸福な関係

「時間の過ごし方」　　　　　ライフスタイル　　　　　　　

○　スケジュールは正しいか
○　何に照準を合わせているのか

定年退職して、公民館で、趣味教室やゲートボールに通い、時間を過ごす人は多くいる。
退職しなくても、時間を持て余し、「何をしていいのか」分からない人も多い。

パチンコに行こうか、ゲームで遊ぼうか、・・・
ウインドショッピングしようか、携帯メールしようか・・・

時間が貴重なのは理解できても、肝腎の使い方になると、五里霧中になり、結局普段やっている悪い習慣に「時間つぶし」をしてしまう人が多い。

寿命を知る人間であるから、有限な事は誰でも知っているはずだが。・・・
「人は後先を考えるから、悩みも多い。」
シェークスピアも鋭いコメントを残している。
実際悩む人は、まだまだ、少数派である。

「悩まない人は、不幸である」と定義する考え方がある。
悩みは考えに繋がるから「幸福を探し当てることもある」からなのだろう。
考えることの真の意味は、「有限の生命を如何に生きるべきか」と、真正面から問いかけることにある。
キリストも釈迦も、ソクラテスや孔子も、その問題の解答を探し続けたのである。

そして彼らは人類の恩人として、聖人の列に加わり、解答を残された。

時間を潰す愚かさについて、一度深く悩むことをお薦めします。
暫くは回り道しながら、失敗するでしょうが、
そのたゆまぬ悩みの末に、たどり着ける「平安の世界」に出会える人もおられるでしょう。

もし、どうしても自分の力で、この難問に答えが出せなかったなら、バイブルか仏典をご覧下さい。
そこに迷える子羊たちが、進むべき道を親切に教えてくれることでしょう。