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カテゴリ:人間関係
「理解する」 人間関係
○ 言葉だけでは理解されない ○ 関心のあるのは自分の延長線上 コミュニケーションは難しいと言われる。 その理由に、関心のあることが違うことが上げられる。 職場でも、共通する仕事を毎日のように繰り返すのだが、どれだけ意思疎通がとれているか分からない。 人間のコミュニケーションは、心の働きによって左右される。 だから、機嫌が悪い時に、大切な要件は切り出さないことである。 怒りっぽい人が、人とのコミュニケーションが上手く行かない理由は、 心、ここにあらずになっているからだろう。 人間の思考法をヨーク観察すれば分かってくることがある。 それは、「自分にしか関心がない」ことである。 人の話を聞く人はいない。 自分を知ってもらいたいために、忍耐して、自分が話す順番を待っているのである。 それを、お喋りな友人が、一方的に話を占有すると、フラストレーションがたまり、 悪い精神状態になる。 ある人は、そのお喋りな友を避けるようになるだろうし、時には、消極的な姿勢が心へと向かい、精神障害をもたらす人も出てくる。 人はやはり、ルールとして50:50の割合で「話すと聞く」を、交替でやる必要がある。 聞き上手な人が皆無なのは当然で、「聞くという」心の作用は本来存在せず、単に音を認識するに過ぎない。 聞くとは感覚の作用でなく、「心で聞かなければ」何一つ理解はできない。 聞くのは、後天的な努力によって培われるのである。 だから「聞き上手」は後天的に発達した、スキルなのである。 このスキルの向上に成功した人が、人間関係のチャンピオンになる。 成功も幸せも思いのままである。 ただ、その人もきっと「私の話を誰か聞いて下さ~~い♪」と心で叫んでいることだろう。 ナレッジコム専門家へ相談 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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