豊かさと幸福な関係

「嫌う人、嫌われない人」　　　　　　　　人間関係　　　　　　
○　嫌われない人がいる
○　自分のことを忘れてみる

人間関係で初対面の印象が大切な事を、経験された方は多いと思います。
第一印象で決める人も多くいます。
これは、利害関係が絡むビジネスでさえ同じ展開をします。

人に好かれることが如何に大切かを物語る事実は、いくらでも日常で見かけます。
人に好かれる方法は？と考えた結果「人に媚びる」と考えてしまう人もいます。
同じ割合で、人に媚びてまで、と拒絶反応を示される人もおられるでしょう。

「媚を売る」のは、文字通りモーションをかけることにほかなりません。
異性へのアプローチとしては時に効果的ですが、失敗した時の反動も大きいものがあります。
媚を売らずに、人から好かれる方法について考えてみます。

それは、「自分を売り込む」ことから一旦距離を置いてみるのです。
自分を知ってもらいたいために、自分を控えてみるのが効果的なのです。
誰でもが「自分を知ってもらいたい」と、実際は懸命なのです。

一分たりとも、時間を無駄にしたくないために、自分、自分の着物、腕時計、装身具・・・
などについて話題にしたいのです。
セールスマンなら、自分の商品を売り込むために一生懸命に説明をするのです。

その結果はどうなるのでしょうか？

飛び込み営業マンの話を聞いてくれる時間は、平均30秒を切るそうです。
その時間内に、自分の商品について話ができるのでしょうか？
私には到底上手く説明するのは、無理な気が致します。

人間関係では、嫌われない→好感が持てる→信頼を持ち始める。
ように推移していきます。

何故人のことが好きになるのでしょうか？それは、貴方が、その人の味方であり、友人に近い感情を、抱いてくれるからほかなりません。

人間関係に成功するには、先ず「忍耐ありき」です。
セールスに単に成功するにも同じ原理が働きます。
ここで私達は、「自分の心の成長に眼を向ける」努力をする必要があります。

何故相手の話に焦点を当てるのか？
それは、相手の話（幸福）に共鳴することによって、相手に友情を贈るのが最も大切なことなのです。

利益や、商売を忘れ、「相手の幸福（コミュニケーション）を取る」ことに専念することです。そうする内に、貴方はどのような人と出会っても味方であることが理解され、皆から歓迎される人物へと成長していくことでしょう。