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カテゴリ:ライフスタイル
「別離の悲しい理由とは」 ライフスタイル
○感情はさ迷う ○悲しい理由の誤解 友人が死別する。 真に痛ましい出来事である。 友人とは他人であるが、肉親も実は友人になることができる。 友人とは縁があればでき、無くなれば切れるようになっている。 儚い面もある。 さて、私達は肉親や友人が生別したり、死別したりすると非常な苦しみを受ける。 これを仏教では「愛別離苦」という苦しみとして捉えている。 苦しみの本質とは何であるのか? それは、自分の心の支えとする栄養剤を失ったことにある。 肉体の栄養は、食物によってもたらされる。 心の栄養は、肉親や友人から頂いているのを、私達は自覚していないまま過ごしている。 そして、突然そのパイプが切れた時、激痛を覚える。 自分が如何にこの世界で孤独なのか思い知らされる。 実際は、友人にしろ、肉親にしろ、「思いやる温かな心」が無ければ、精神的な栄養の補給はなされないだろう。 良い行いをするとは、「心のあり方」が問題なのである。 その人を、自分を愛するように、慈しむことを行えば、その思いやりを受け取った人は、 孤独なこの世界で立ち向かう、勇気が与えられるのである。 だから、友人、兄妹、親、祖母、祖父、隣人・・・ 生きとし生けるものへの慈しみの心を、日夜発していただきたい。 この地球という世界に、幸福をもたらすためにも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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