豊かさと幸福な関係

「優しい人」　　　　　　　　人間関係　　　　　　　　
○　皆が求める
○　大切にするもの

結婚する人にアンケートを取りますと、その相手に求めているのは「優しさ」と回答されるそうです。
誰もが求め続け、中々そのような人と出会えないことも多いようです。

優しい人と出会い、結婚するのはさほど難しいことではありません。
問題は求める側の人に、それ以外にも条件が重なることにあります。
背が高い、ハンサム、美人、料理が上手・・・

何を一番の基準にするかでは、「優しい思いやり」なのですが、同時に生活や豊かさを求める心が働くので、重層的要求に悩み始めるのが心の癖と言えるのでしょう。
さて、相手に求める前に実現しやすい「自分が優しくなる」を検討してみましょう

先ず、「自分は幸せになりたい」と考えます。ごく普通のことです。
自分が幸せになりたいから、それを実現する相手として、優しい人が必要になってきます。
優しい人を求めるのは、「自分のため」と言えます。

立場を変えて、相手が自分へと「優しさを求める」時どう自分は対処できるかです。

大概は相手の要求の身勝手さに「腹を立て始める」ことも多くなるでしょう。
相手の気持ちは分かるが、度を越した、要望は人間関係を損なうもととなります。
優しい人とは、自分への投影でもあるのが分かってきます。

つまり程度を弁えて、相手に優しさを要求？？することなのですが・・・

「優しさを要求」する言葉の語感に、いやらしいものが感じられるのではないですか。
身勝手な要求のように受け止める心、・・・
優しい人になるには、自分を律するしか道はなさそうです。
相手に何も求めない。この姿勢が基本になければ、「優しさの交流」は成り立ちません。

そうだ！「自分が優しくなろう」と気づくことです。
相手には求めるのは止めよう、このことを理解すれば、徐々にあなた自身が優しい人間へと成長することでしょう。～～♪