豊かさと幸福な関係

「心のコントロール」　　　ライフスタイル　　　　　　　　
○　最も困難な仕事
○　成功が人生の目的

朝起きた時、爽快な朝日の時は、自然に気分がよくなり、心も晴れやかになる。
一方雨や曇りであると、気分も合わさるように暗くなる。
気候の変動や、気温の差で私達の心模様は一瞬で変化する。

心は、実に変幻自在でとらえどころがない。

心が存在するのは事実であるから、私達はこの事実と向き合わなければならない。
心のコントロールができる人に出会うのは稀である。
だから人間関係はややこしくなる。

相手の感情を知るために、大変な苦労やストレスを日常的に抱えている。
端的に言えば、夫婦や親族、親戚、同僚、職場、学校・・・
不完全な心を背負いながら人々は生きている。

心が未熟な人が、幸せになることは不可能である。

仮に良い行いや、愛を与えたとしても、
一瞬の内に、暗い不安や嫉妬などへと変貌する危険性を秘めている。

私達が本当の安らぎを得られない理由が、この辺りに存在する。

真の問題点は、自分自身の心のコントロールに、失敗していることにある。
人間が怠けたり、ウソを言う時に、ストレスを感じるのは正常な反省であろう。
その反省から立ち直る時、「心のコントロール」が必要になる。

つまり、明朗な笑顔を早く取り戻し、「ウソを反省し」ウソをつかないように心掛けていく。
怠けの事実を認め、瞬間的に仕事をする体制に戻る。
不安、虞れ、羨望、蔑み・・・
これらの感情を制御し、「明るい清らかな状態」を作り出すのが、「心のコントロール」である。

「心のコントロール」は一生続く道である。
試験で100点を目指すように、
この人間の完成に繋がる目標こそ、「人生の目的」に値すると、考えられるのではないでしょうか・・・