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らぴすらずり・うぃ~くりぃ~

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カテゴリ:なんでもない日々
双子のお話、をもう少ししてみます。

母が心房中隔欠損症だったため、大学病院で私たちを通常分娩で産んだ母は
「若い男の子の研修生が部屋中にぞろりと揃う中で産むのは、本当にイヤだった」
と言っていました。
姉が先に3200gで産まれ、私が20分後に2450gで産まれましたが、
この体重差は、ずっとそのまま続き、今も私が9号、姉は13号の服。
双子なのに、子ども時代は姉のお古を着ていましたね。
父の「なるべくそれぞれ違った個性として育てたい」という方針のもと、
あまりお揃いの服とかは着ていなかったようですが、
やはり頂き物はお揃いが多かったようです。

二人で遊んでいると、よく知らない人から声をかけられました。
「双子? いくつ? へぇー」
聞きたいことだけ聞いて、満足して、どこかにいっちゃう。
遊びを中断させられたこちらは、いちからまた遊び直しです。
すると、また、見知らぬ人から「双子?」と聞かれるのです。
なんでそんなことを聞くんだろう。
聞いてどうするんだろう。
いつも、そう思いました。
とってもイヤでした。
子どもの集中力も続かなくなるのではないでしょうか。
双子のお母さんは、余裕があれば、そういう大人の声かけは遮ってほしいですね。
「今、せっかく遊んでいるところなんで」とか言って。

双子だと、それだけで覚えられてしまいます。
小学校で、見知らぬ子から「2年の、双子の片割れだ」などと、指を指されます。
それも、あんまりいい気分ではなかったです。
高校に入って、「双子の片割れ」から「実は、双子」に代わったのは嬉しい気分でした。

双子、というと、ちょっと驚かれます。
人によっては、すごく驚き、こういうのです。
「えー! こういう人があともう一人、家にいるの!」
おい。素直で失礼だよ。
「家、もしかして、すごくうるさい????」とも。
にぎやかはにぎやかだけど、おしゃべりで大きな声の母と、うんちくたれ好きで大声の父と
母によく似た私がうるさいだけです。
生後1年位から、すでに私が二人分しゃべり、姉は私に全部言わせていました。
生後すぐにオランダに海外転勤となり、3歳で帰国してからも長い間、
私と姉は日本語がほとんど話せませんでした。
今思うと、母はそのあたり無頓着だったように思います。
あまり、帰国子女教育という概念も普及していなかったのかもしれません。
二人で会話が成立してしまうので、他の友達とのコミュニケーションの必要性もなかったです。
本当はそれぞれの友達がいれば、ずいぶん違ったのかもしれません。
だけど、いつも二人一組でまとめられてしまう。
他の友達の家に一人で行こうとすると、必ず「じゃぁ、お姉ちゃんの方もご一緒に」となる。
それも、不満でした。
私一人で行くのも悪いような気がしたので、仕方がなく一緒に行ったりしますが、
なんだか行きづらかったように思います。

そんなふうに、当事者である時は双子であることに負担感があったのですが、
今おもえば、たぶんイジメにあっていたであろう小学校時代がそんなに辛くなかったのは
やっぱり双子だったからかもしれません。
というのも、一生懸命思いだしてみたら、クラスで学級委員を選ぶ時とかに
無視をされていたような記憶がぼんやり、あるからです。
ペースが違う双子を育てることは、とても大変だったと母は言っていました。
2歳下には、弟がいます。
私がチビ助に振り回されていると、自分はもっと大変だったと言います。
大変だっただろうなぁと思います。でも、今の私より10歳若かったよ?とも。

今は、姉も結婚して関西に住んでいます。
会うのは、お正月くらい。電話もまったくしません。
趣味がバードウォッチングの専業主婦。子どもはできないそうです。
産まれてから一度も、二人で一緒に買い物に行ったりしたことはありません。
もしかして、すごく変わっている姉妹かも。
ちなみに、外見もまったく似ていなくて、私の結婚式の二次会で友達が必死になって探していました。





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最終更新日  March 10, 2005 12:58:30 PM
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