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カテゴリ:なんでもない日々
お料理づいている、最近の私です。
数年前は、ソーイングづいていた私でした。でもね。 私、結婚する前まではお料理も裁縫もまーーったくできなかったのよ。 遡れば、そもそも私は家庭科という科目を習わずに育ったのです。 小学4年の時に家庭科で、セルロイドの裁縫箱を買わされた記憶はあります。たぶん、運針とかもしたんだと思うの。 でも5年生でドイツのデュッセルドルフ日本人学校に転校したら、家庭科の先生がいなかった! いちおう家庭科は履修しなくちゃいけなかったらしいけれど、たぶん学活とかになっていた。今流行の、未履修問題そのものですな。 で、そのまんま中学卒業まできてしまい。 高校は帰国子女しかいないという、国立高校でしたが。 日本語もろくにできない生徒ばっかで、先生もやる気なしだったのでしょう。アイスクリームに生クリームのせるとかいう、ゲロゲロな調理実習しか記憶にないぞ。 で、大学ですよ。大学でデビューだった私は、家事なんかするわけがなく。 毎晩楽しく飲み歩いたり、デートしたりしておりました。 会社に入ってからも、誰かが私にごちそうしてくれることはあっても、私が誰かにごちそうを作るなんてありえないっていう、超バブリーなOLさんでありました。 そうそう、辻クッキングには1年通っていたんですよ。 でも、それは、会社の同期みんなと楽しく「ケイコとマナブ」をしたかっただけ。まさか、その時のテキストが今のバイブルになるとは。 そんなわけで、結婚した時に私が作れる料理は。 みそ汁→インスタントを溶く。 魚→ロースターで焦がす 揚げ物→ヨーカドーで買う といった有様でして。土日の食事はずっと夫が作ってくれていました..... なにしろ、会社の先輩が新居に遊びに来てくれた時に「鍋をしよう」ということになり。じゃ、水炊きでいいかと。 お鍋に水を注いで、それからお肉や野菜を入れる私に、夫と先輩が二人で「出汁は!?」 え、水で炊くから水炊きでしょう???? 長い間、会社の皆さんに笑われましたわ。(実家は鍋をしなかった家) 結婚したのが同期の中では早かったので、かなりの頻度でうちで飲み会をすることが多くなり、鍋はブイヤベースやトムヤンクン、ご飯ならパエリアと、「ちょっと変わった料理で勝負すれば、多少味つけがおかしくてもばれない」と、エスニック系ばかり出しておりました。 お料理をちゃんとするようになったのは、次男つながりのお友達でお料理が上手な方のホームパーティに呼ばれるようになってから。 「これ、作ってみたい」と思うお料理がとても多かったです。 そして会社を辞めた、この2年でずいぶんお料理はするようになりました。 ちなみにお菓子は、この受験ピーク期で作り出したのよん。 思えば、実家の料理はかなりまずかった。 今は姉があの食卓を再現しているよ。 そんなわけで、私はもともとはお料理する人ではぜーんぜんなかったのでありました。誰でも、変わる可能性があるということですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 6, 2007 01:44:40 PM
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